ドコモ、初のIGZO液晶スマホ「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」
4.9型/省エネ/高精度タッチ操作。NOTTV/NFC対応
AQUOS PHONE ZETA SH-02E |
NTTドコモは、4.9型の「IGZO」液晶を搭載したAndroidスマートフォン「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」を11~12月に発売する。カラーはRed/White/Blueの3色。
4.9型/720×1,280ドットのIGZOディスプレイを搭載した初のスマートフォン。IGZOは、In(インジウム)、Ga(ガリウム)、Zn(亜鉛)により構成される酸化物半導体に結晶性をもたせたもので、高精細への対応やタッチパネルの正確な応答性、高透過率による低消費電力、狭額縁設計対応などが特徴。SH-02Eはペン入力にも対応する。
Red | White | Blue |
Red | White | Blue |
CPUは1.5GHz/クアッドコア「APQ8064」の1.5GHzで、RAMは2GB。バッテリ容量は2,320mAh。本体を3回指で叩くと音声認識モードになり、ロック解除やアプリ起動、カメラのシャッターなどの操作が音声で行なえる。また、パネルの振動で音を耳に伝える「パネルレシーバー」も搭載する。Androidバージョンは4.0。
メインカメラは1,630万画素の裏面照射CMOSセンサーと画像処理エンジンのProPixを搭載し、光学式手ブレ補正も採用。16倍デジタルズームや0.4秒の高速起動に対応する。IPX5、7相当の防水性能、IP5X相当の防塵性能を備えている。
S-CGシリコンなど、ほかの液晶との消費電力比較 | IGZO液晶の特徴 | 本体側面 |
NFCに対応し、決済にも利用できる。NOTTVの視聴も可能なほか、おサイフケータイ/ワンセグ/赤外線通信にも対応。DLNA/DTCP-IPもサポートする。microSDスロットを備えている(microSDXC対応)。
Xi(LTE)は下り最大約100Mbps、上り最大約37.5Mbpsに対応。無線LANを搭載し、Wi-Fiテザリング(同時接続台数10台)に対応。NOTTVの連続視聴時間や連続通話時間は未定。外形寸法は約135×68×9.8mm(縦×横×厚さ)、重量は約150g。
(2012年 10月 11日)
[AV Watch編集部 中林暁]