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JBL、Lightning/Bluetooth対応iPodスピーカー

「ONBEAT VENUE LT」。iPadも搭載可能。AAC対応

ONBEAT VENUE LT

 ハーマンインターナショナルは、iPhone 5などのLightning端子に対応したスピーカーとして、JBLブランドの「ONBEAT VENUE LT」を12月より順次発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19,800円前後。カラーはブラックとホワイトで、ブラックが12月下旬頃、ホワイトは2013年春の発売を予定している。

 JBLは世界初のLightning端子搭載スピーカー「ONBEAT MICRO」を既に発表しており、「ONBEAT VENUE LT」はそれに続く第2弾となる。「ONBEAT MICRO」よりも大型になっているほか、Bluetooth接続も可能で、iPhone以外のBluetooth対応機器とも連携できるのが特徴。

 Lightningコネクタは、本体前面に装備。コネクタ部分を収納する事ができ、Bluetooth接続時にはフラットな前面とする事ができる。LightningコネクタにはiPhone 5、第4世代iPad、iPad mini、第5世代iPod touch、第7世代iPod nanoを搭載可能。

正面から見たところ
Lightningコネクタ部分
使わない時は収納できる

 Bluetoothは2.1+EDRに準拠。プロファイルはA2DP、AVRCPに対応。ペアリングしたスマートフォンなどからコントロールができる。対応コーデックはSBCとAAC。通信距離は約10m。

 なお、ステレオミニの外部入力も1系統備えている。

 本体に2つのイコライザプリセットボタンを用意。低音を強調する「BASS」モードと、映画などのセリフを際立たせて聞き取りやすくする「MOVIE」モードが選べる。また、専用のiOS向けアプリ「JBL MusicFlow」も用意。プレイリストの作成や、5種類のプリセットパターンイコライザなどを備えている。

 筐体は一体型で、75mm径のウーファ、38mm径のツイータを各2基搭載した2ウェイステレオ。総合30Wのデジタルアンプも内蔵している。筐体はばしレフで、ポートには独自の「スリップストリーム・ポート・テクノロジー」を採用している。再生周波数帯域は20Hz~20kHz。

 再生周波数帯域は20Hz~20kHz。外形寸法は415×138×138mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.25kg。

背面のポート部分
ステレオミニ入力も備えている

(山崎健太郎)