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ソニー、Sony Tabletに「WALKMAN」アプリ追加
デジタル放送のお出かけ転送も可能に
(2012/12/20 16:11)
ソニーは20日、Sony Tablet向けに、Android 4.0.3を含むシステムソフトウェアアップデート(release5a)を配信。従来の「ミュージックプレーヤー」アプリが、「WALKMAN」アプリに変わり、DLNA連携が可能になるなど、Xperia Tabletでプリインストールされているアプリなどが利用できるようになる。
Sony Tablet S/PシリーズのSGPT111JP/S、SGPT112JP/S、SGPT113JP/S、SGPT211JP/S、SGPT213JP/Hのユーザーが対象。アップデートする事で、「WALKMAN」アプリがインストールされ、PCやDLNAサーバー機器に保存した音楽を再生したり、転送する事が可能になる。「ビデオプレーヤーアプリ」も「ムービー」に変わり、レコーダの録画番組をタブレットへ無線伝送する「ワイヤレスお出かけ転送」もサポートする。
詳しい内容は以下の通り。
新規機能/アプリケーション
- ゲストモードの追加
- メディアプレーヤーアプリを「WALKMAN」、「アルバム」、「ムービー」アプリに刷新
- ワイヤレスお出かけ転送に対応
- スモールアプリに「タイマー」、「レコーダー」を追加。ウィジェットをスモールアプリとして使えるようにもなる
- スマートフォンのテザリング機能をタブレットから制御する「Xperia Link」アプリを追加※Wi-Fiモデルのみの提供
- 「リモコン」アプリにマクロ機能追加(Sシリーズのみ)
- TOPICSなどの新しいウィジェット追加
- アプリ「Socialife」追加。「Social Feed Reader Cloud」のユーザーは、そのアプリが「Socialife」に更新される
- 標準キーボードの入力言語の追加。日本語(手書き)、韓国語、アラビア語、タイ語、ギリシャ語
- クリップボード機能の拡張
- 「YouTube」アプリの追加※Pシリーズのみの提供
新規デザイン
- ソニー製アプリのアイコンデザイン変更
- アプリの名称変更。「Personal Space」→「PlayMemories Online」、「Select App」→「Sony Select」
- アプリケーショントレイの背景色を白から黒に変更
削除された機能/アプリ
- 「Favorites」アプリを削除
- 「ビデオプレイヤー」、「ミュージックプレイヤー」アプリの削除。前述の「WALKMAN」、「ムービー」アプリが引き継ぐ
- 「ムービー」から、DLNA対応機器へアクセス可能に
- 「ギャラリー」アプリ内のスロー機能を削除
- ホームスクリーン上に置かれている「ビデオプレイヤー」、「ミュージックプレイヤー」のウィジェットを削除
これ以外にも、SDXCカードを挿入すると、SDXC内のデータが破損される問題や、SDXCカードが挿入されたリーダなどを接続すると、SDXC内のデータが破損する不具合が修正される。