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Twonky、DTCP-IPダウンロード対応。編集部のnasneも動作
レコーダから番組持ち出し。従来バージョンからの更新は無料
(2013/1/31 18:17)
パケットビデオは、提供中のDLNA/DTCP-IP対応Androidアプリ「Twonky Beam」を1月31日にVer.3.4へアップデートし、「ダウンロード型ムーブ」に対応した。なお、この機能に対応するのはAndroid 4.0以上の端末。
なお、Ver.3.4でDTCP-IP機能を有効にするためには有料の「プレミアム・パッケージ」が必要。ドコモの'13春スマートフォンのTwonky Beam対応端末の場合は無償。また、Ver.3.3.5以前のバージョンで既にDTCP-IP機能を使っていれば、バージョン3.4にアップデートした後でも、プレミアム・パッケージが無料で有効になる。
ドコモ以外のユーザーで、Ver.3.4から初めてDTCP-IPを利用する場合は有料。プレミアム・パッケージの価格は700円。ドコモの対象端末以外で初めてDTCP-IPを使用する時に、アプリ内にメッセージが表示される。
【更新】プレミアム・パッケージの価格情報を追記
これまで、同アプリではDTCP-IP経由でのストリーミング再生/コントロールが可能となっていたが、Ver.3.4へのアップデートにより、LAN内のレコーダがDTCP-IPの「ダウンロード型ムーブ」(レコーダ側ではなく、スマートフォンなどの視聴端末側からの操作で番組をダウンロードする)に対応していれば、Twonky Beamからレコーダの録画番組(ダビング/ムーブが許可されているもの)をダウンロード可能になる。
ダウンロードムーブ対応のBlu-ray Discレコーダとして、パケットビデオの親会社であるドコモが動作確認済み(22日の新製品発表時点)なのは、シャープの'12年最新モデル「BD-W520」と「BD-W1200」の2機種。22日の発表時には、パナソニックとソニーに対しても対応に向けて話し合いを進めているとしていた。
同じくダウンロード型ムーブ対応のレコーダであるSCEのネットワークレコーダ「nasne」を使って、編集部でタブレットの「Nexus 7」からDTCP-IPダウンロードを試したところ、nasneに録画した番組のDTCP-IPダビングも行なえることが確認できた。ダビングしたコンテンツは、アプリ内にある「ダウンロード済み」の項目から再生できた。なお、再生はオフライン時も行なえた。