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iOS版のTwonky Beamがダウンロード型ムーブに対応

nasneからネットワークダビングなど

iOS版Twonky Beam Ver.3.4.1。マイメディアをホーム画面に

 パケットビデオは、DLNA/DTCP-IPアプリ「Twonky Beam」のiOS版を3月2日にVer.3.4.1へアップデートし、「ダウンロード型ムーブ」に対応した。対応端末は、iOS 5,0以降のiPhone、iPad、iPod touch。

 なお、Ver.3.4.1でDTCP-IP機能を有効にするためには有料の「プレミアム・パッケージ」が必要(700円)が必要で、Twonky Beamのアプリ内課金で購入する必要がある。ただし、Ver.3.3.5以前のバージョンで既にDTCP-IP機能を使っていれば、バージョン3.4.1にアップデートした後でも、プレミアム・パッケージが無料で有効になる。

 従来同様のDTCP-IP経由でのストリーミング再生/コントロールのほか、LAN内のレコーダがDTCP-IPの「ダウンロード型ムーブ」(レコーダ側ではなく、スマートフォンなどの視聴端末側からの操作で番組をダウンロードする)に対応していれば、Twonky Beamからレコーダの録画番組(ダビング/ムーブが許可されているもの)をダウンロード可能になる。Android版のTwonky Beamでは、1月の公開のVer.3.4.0でダウンロードムーブに対応していたが、iOS版でも今回のVer.3.4.1から利用可能になる。

 今回、ダウンロード型ムーブ対応のレコーダであるSCEのネットワークレコーダ「nasne」を使って、編集部で「iPhone 4S」からDTCP-IPダウンロードを試したところ、nasneに録画した番組のDTCP-IPダビングが行なえた。ダビングしたコンテンツは、アプリ内の[サーバー]-「ダウンロード済み」の項目からアクセスし、再生できた。

[ダウンロード]済みにnasneからダビングした番組を登録
マイメディアからサーバーにアクセス
更新内容

 また、ホーム画面に「マイメディア」へのショートカットを追加。サーバー上の録画番組やダウンロード済み番組へのアクセスを容易にした。また、不具合や性能向上のための改善も行なっている。

(臼田勤哉)