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NHK、8K対応で2kgの「Cube型SHVカメラヘッド」を開発

アストロデザインと協力。シネマレンズ活用/水中撮影も

「Cube型SHVカメラヘッド」(レンズを付けた状態)

 NHKは27日、8K/スーパーハイビジョン(SHV)撮影が可能なカメラヘッドの超小型モデル「Cube型SHVカメラヘッド」を、アストロデザインと共同で開発したと発表した。5月30日~6月2日に行なわれる「技研公開2013」で展示する。

 開発されたCube型SHVカメラヘッドは、外形寸法12.5×15×12.5cm(幅×奥行き×高さ)の筐体に、SHVカメラ用の3,300万画素(7,680×4,320ドット/単板式/ベイヤー配列)CMOSイメージセンサーと駆動回路を搭載。従来に比べて大幅な小型化を実現した。ビューファインダを除く重量は2kg。

 CMOSセンサーの対角長は約25mmで、デジタルシネマ向けのレンズとも組み合わせ可能。ロボットカメラや水中撮影などでの活用も見込んでいる。フレームレートは60fpsに対応。消費電力は30W。

(中林暁)