「攻殻機動隊S.A.C.」第1/2期に特典追加した限定BD-BOX

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX
※ジャケットとは異なります

　テレビアニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」と、その続編シリーズ「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」が、期間限定の「Blu-ray Disc BOX:SPECIAL EDITION」として9月25日より順次発売される。各シリーズ1つのBOXに収められており、価格は各42,000円。それぞれ、2014年9月24日までの期間限定生産となる。

　なお、攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXと攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIGはこれまでそれぞれ2BOX構成のBDが発売されている。従来BOXは各21,000円(1シリーズ42,000円/6枚)で、新しいSPECIAL EDITIONのBOXと価格は変わらないが、新BOXには新たな特典ディスクが加わった7枚構成となり、新収録のスタッフインタビュー集や、デジタルアーカイブなどを楽しめる。なお、従来BOXにあったBD-LIVEコンテンツは収録されない。

　6月22日より劇場上映される新作アニメ「攻殻機動隊ARISE」の製作を記念して発売されるもの。既報の通り、攻殻機動隊ARISEは上映劇場でBlu-ray 第1巻の先行販売が実施されるほか、7月26日からBD/DVDの一般販売が行なわれる。

　各シリーズの全26話を収録したBOXで、特典ディスクを加えた7枚構成。新収録以外の特典として、両BOXともにオープニング/エンディング集や、キャスト対談「TALK! TALK! TALK!」、「タチコマな日々」を収録。また、第7話と第25話(攻殻S.A.C.)、第12話と第26話(攻殻S.A.C. 2nd GIG)には、スタッフらによるオーディオコメンタリを収めている。

攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG
※ジャケットとは異なります

　士郎正宗によるコミックを原作に、テレビアニメシリーズとして2002年にSKY PerfecTV! でペイパービュー放送。その後、2004年に日本テレビ系列で地上波放送も行なわれた。

　人間の脳とネットワークを直接接続できる“電脳化”技術が一般化するなど、高度に情報化された近未来を舞台に、犯罪に立ち向かう少数精鋭の特殊部隊「公安9課」の活躍を描いている。情報量の多いサスペンスタッチな物語と、リアルな銃器描写、AI搭載の思考戦車らが織りなすアクションシーンが魅力。

　大きな反響を受けて、続編となる「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」も製作。2004年1月からSKY PerfecTV! で、2005年4月から日本テレビ系で放送された。「攻殻機動隊」は、押井守が監督した劇場版が広く知られていたが、テレビシリーズでは押井の愛弟子である神山健治が監督を務め、作品の新たな魅力を開花。アニメ監督・ 神山健治の名を一気に高めるキッカケともなった。