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ソニー、PlayMemories Homeを全ユーザーに無償公開。クラウドへの写真無制限アップロード可能に

PlayMemories Online

 ソニーは24日、クラウドベースの写真・動画共有サービスのPlayMemories Onlineと、Windows向けアプリケーション「PlayMemories Home」をver.3.0.00にアップデート。アプリから枚数制限なく写真をPlayMemories Onlineに保存できるオールシンク機能に対応したほか、ソニー製のカメラやPCを持っていない人でもPlayMemories Homeを無料でダウンロードできるようにした。

 クラウドサービスのPlayMemories Onlineでは、ユーザーが撮影した写真や動画ファイルをアップロードし、ユーザーが持っている様々な端末や、液晶テレビBRAVIAなどから閲覧できるのが特徴。アプリの「PlayMemories Home」は、撮影した写真と動画を管理でき、PlayMemories Onlineへのアップロードも手軽に行なえるようになっている。

 今回のアップデートにより、Windows PCに保存している写真をすべて、枚数に制限なく、自動的にクラウド上に保存できる「オールシンク機能」を追加。PlayMemories Online側もこれに対応したほか、アプリ側もアップロードした大量の写真を、見やすい大きさや配置に自動整理するなど、写真の閲覧性を高めている。

 なお、アップロードできる写真枚数は無制限だが、一辺が1,920ドットを超える写真の場合は、1,920ドットにリサイズされる。これとは別に、動画とフルサイズの写真は、従来通り合計5GBまで保管できる。

 9月24日現在、サービスを展開しているのは日本、アメリカ、カナダ、ドイツ、フランス、イギリスの6カ国だが、ソニーでは「より多くの方に本サービスをお楽しみいただくために、今秋以降、展開国、地域さらに増やす予定」としている。

(山崎健太郎)