ニュース

「ゼロ・ダーク・サーティ」BD発売に合わせ、ニコ生でコメンタリ番組を生放送

ゼロ・ダーク・サーティ コレクターズ・エディション

 ハピネットピクチャーズは、9月28日にBlu-ray/DVDを発売する映画「ゼロ・ダーク・サーティ」に関連し、ニコニコ生放送において、映画のオーディオコメンタリを生放送で実施する。番組の配信は9月28日の21時から。ニコニコ生放送の「エンタジャムチャンネル」で実施する。

 「ゼロ・ダーク・サーティ」は、「ハート・ロッカー」の監督と脚本家が、ウサマ・ビンラディン暗殺に迫った作品。既報の通り、9月28日にBD版(BBXF-2047)が4,935円、DVD版(BBBF-8845)が3,990円で発売される。発売元はギャガ、販売元はハピネット。

 ニコ生で配信される番組は「この映画ってどこまで信じていいの?『ゼロ・ダーク・サーティ』の真実」と題したもので、ゲームの企画・開発に関わる実業家で投資家の山本一郎氏、映画ライターの青井邦夫氏、軍事ジャーナリストの大久保義信氏が参加。映画の魅力と、ビンラディン殺害に至るまでの米国の経緯などを語り、「映画の真実に切り込むイベントになる」という。MCはジャンクハンター吉田氏と、声優の行成とあさん。

 映画のオーディオコメンタリをニコ生で行なうものと位置付けられており、放送画面にタイムコードを表示。BD/DVDを購入したユーザーは、そのコードや番組内で流れる映像に合わせ、本編をテレビやPCの再生ソフトウインドウなどでシンクロ再生すると、コメンタリーのように楽しめ、また、自分の知識を番組にコメントする事もできる。

 なお、放送内で本編映像も一部流れるが、全てが配信されるわけではない。また、この生配信番組はアーカイブとして残される。

あらすじ

 華奢で青白く澄んだ瞳が印象的な20代半ばの女性、マヤ。とてもCIA分析官には見えないが、情報収集と分析に天才的な感覚を持ち、ビンラディン捜索に巨額の予算をつぎ込みながら、一向に手掛かりをつかめない捜索チームに抜擢された。だが捜査は困難を極め、その間にも世界中で、アルカイダのテロにより多くの血が流されていた。

 ある日、仕事への情熱で結ばれていた同僚が、自爆テロに巻き込まれて死んでしまう。その時、マヤの中の何かが一線を超える。もはや使命ではなく狂気をはらんだ執念で、ターゲットの居場所を絞り込んでいくマヤ。ついにマヤは隠れ家を発見するのだが、彼女が断言する確率100%に同意する者はいない。果たして、上層部及び国家が下した決断とは……。

 ネイビーシールズの精鋭部隊チーム6、通称「DEVGRU(デブグル)」が実行したビンラディン襲撃作戦を忠実に再現したという映画で、第85回アカデミー賞で主要5部門にノミネート。音響編集賞を受賞した。

 BD/DVDのどちらにも、メイキングや予告編などを収録。初回生産特典としてアウターケースとブックレットも同梱する。

Amazonで購入
ゼロ・ダーク・サーティ
コレクターズ・エディション
Blu-ray
ゼロ・ダーク・サーティ
コレクターズ・エディション
DVD

(山崎健太郎)