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ドコモ、フルセグ/DTCP+対応の10.1型「ARROWS Tab」

9型「フォトパネル」もフルセグ搭載

 NTTドコモは10日、フルセグ視聴にも対応したAndroidタブレット「ARROWS Tab F-02F」と、9型フォトフレームの「フォトパネル06」を発表した。いずれも12月上旬より発売する。

フルセグ/DTCP+対応の10.1型防水タブレット「ARROWS Tab F-02F」

ARROWS Tab F-02F

 富士通モバイルコミュニケーションズ製のARROWS Tabは、10.1型/2,560×1,600ドットの液晶を採用。光の乱反射と拡散を低減し、色彩を鮮やかに表示する「Super Clear Panel」を搭載。屋外などで輝度やコントラストを自動調整する「スーパークリアモード」も搭載し、日光下での視認性を高めている。OSはAndroid 4.2。CPUはクアッドコアで2.2GHz。メモリは2GBで、ストレージメモリは64GB。カラーはホワイト。

 ワンセグ/フルセグの視聴・録画に対応。USB同軸変換ケーブルを同梱し、家庭のアンテナに接続して安定したフルセグ視聴もできる。DLNA/DTCP-IPに対応するほか、DTCP+もサポート。BDレコーダなどで録画した番組を、DTCP+対応のネットワークHDDに保存する事で、外出先からインターネット経由で録画番組を視聴可能。映像処理エンジンの「Xevic」(ゼビック)を搭載する。高音質化技術のドルビーデジタルプラスに対応し、本体前面のステレオスピーカーで臨場感のあるサウンドを実現するという。

ARROWS Tab F-02Fをスタンドに装着
フルセグ視聴画面
レコーダで録画した番組のDLNA/DTCP-IP再生デモ。DTCP+対応で外出先からもNAS内の録画番組を視聴できる
ARROWS Tab F-02Fの背面

 LTE「Xi」(クロッシィ)では、受信時最大150Mbpsで通信可能。本体外側には810万画素、内側には130万画素のCMOSカメラを搭載。IPX5/8の防水、IP5Xの防塵機能も備える。9,600mAhの大容量バッテリを内蔵。利用状況に合わせて省電力を実現する「ヒューマンセントリックエンジン」搭載により、動画やゲームなど様々なコンテンツを長時間楽しめるという。連続待ち受け時間はLTEで約1,450時間。スマート指紋センサーを搭載し、センサーをなぞるだけで自分専用のスタイルに切り替え可能で、家族などでタブレットを共有して利用できるという。外形寸法は約169×261×8.9mm(縦×横×厚さ)。重量は約519g。

フルセグ搭載/タッチパネル採用の防水フォトフレーム「フォトパネル 06」

フォトパネル06

 9型/800×480ドットの液晶を備えた東芝製のフォトフレーム。静電式タッチパネル採用により、指先で触れる直感的な操作が可能。ワンセグ/フルセグの視聴・録画に対応。ダイバーシティアンテナにより受信性能を強化している。液晶テレビREGZAの高画質化技術も投入。コンテンツに応じた色/明るさの自動調整や、周囲の明るさに合わせた自動輝度調整機能なども搭載している。

 無線LANを搭載し、YouTubeやホームネットワーク内の動画/写真なども表示可能。ドコモのクラウドストレージサービス「フォトコレクション」と連携し、スマホで撮った写真なども表示できる。電源はACを使用するが、バッテリを内蔵しており、停電時などでも使用可能。声で知らせる緊急地震速報に対応する「エリアメール」を搭載する。IPX5相当の防水仕様で、キッチンなどの水回りでも使用可能。

 SDカードスロットを搭載し、32GBまでのSD/SDHCカードに対応。対応フォーマットは、写真がJPEG/BMP/GIF/PNG。動画がMPEG-4 AVC/H.264、H.263。音楽がMP3/AAC/AACLC/HE-AAC/MIDI/AMR-NB/AMR-WB/PCM/Oggvorbis。外形寸法は約157×243×25mm(縦×横×厚さ)、重量は約750g。カラーはブラックとホワイトの2色。

フルセグの番組表表示
背面にはREGZAのロゴ
上部のロッドアンテナと、下部のスタンド兼用アンテナのダイバーシティアンテナ
フォトパネル06 ブラックの背面
フォトパネル06 ホワイトの背面

(中林暁)