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PS Vita/Vita TVがバージョン3.00に。PS4連携など

ポケステ対応やパノラマ撮影可能に

アプリ「PocketStation for PlayStation Vita」の画面

 ソニー・コンピュータエンタテインメントは5日、PlayStation Vita/PlayStation Vita TV用のシステムソフトウェア バージョン3.00を公開した。PlayStation 4とのリンクが可能になり、カメラでのパノラマ撮影に対応し、全天球画像の撮影に対応。12月3日からPlayStation Storeで無料提供されるアプリ「PocketStation for PlayStation Vita」に対応するなど、多くの機能強化が行なわれている。

 日本では2014年2月22日に発売されるPS4との連携に対応。ホーム画面に「PS4リンク」が追加される。PS4のゲームをPS Vitaからプレイするといった連携を可能にするものだが、PS4が日本でまだ発売されていないため、この機能に関するサポートは国内発売以降になるという。

右上にあるのが「PS4リンク」のアイコン
PS4リンクの機能選択画面
PS4リンクのイメージ

 「フォト」アプリが強化され、パノラマ撮影が可能になった。モードは横360度/縦/広角/全天球の中から選択でき、PS Vitaのスクリーンをガイドの枠に合わせていくことで自動的にシャッターが切られ、画像が作成できる。撮影した画像は、ジャイロ機能を使ってPS Vita本体、または本体の方向キーを使って画面を動かしながら鑑賞できる。

ガイドに添ってVitaを動かし、パノラマ撮影ができる
完成した画像
ファームの自動ダウンロードが可能に

 「コンテンツ管理」機能では、PlayStation 3(システムソフトウェア4.5以上)とPS Vita/Vita TVの間で、無線LANを使ってのデータ伝送が可能になった。さらに、1日に1回更新チェックが行なわれ、最新のシステムソフトウェアのアップデートファイルがあれば自動でダウンロードするようになった。ただし、インストールは自動では行なわれない。

 さらに、PlayStation規格のソフト「PocketStation」に対応した。これは、12月3日からPlayStation Storeで無料ダウンロードできるアプリで、'99年に発売された「ポケットステーション」を、PS Vita/Vita TVの画面上で遊べるというもの。

 ポケットステーション(通称ポケステ)は、PlayStationと連携して遊べるメモリーカードとして、'99年1月23日に発売された携帯型ゲーム機で、コンパクトな筐体と5つのボタンを装備。本体上部に赤外線通信ポートを搭載し、友達のポケステとデータ交換が可能。PlayStationを代表するキャラクターの“トロ”が、初めて登場したゲーム「どこでもいっしょ」も、ポケステ対応のゲームで、キャラクターとコミュニケーションをとりながら遊ぶゲームとして販売された。

 これに合わせ、ゲームアーカイブスにポケステ対応の「ロックマン」や「サルゲッチュ」、「どこでもいっしょ」(12月3日配信)などのゲームがラインナップされる。

 なお、PlayStation Plusに加入しているユーザー向けの先行体験企画として、ポケステのアプリが11月5日〜12月2日の期間限定で先行配信される。なお、このコンテンツを利用するためには、日本のSony Entertainment Networkアカウントが必要。

 Vitaのファームアップではほかにも、ペアレンタルコントロール機能をホーム画面に追加。保護者が、子供がPS Vita/Vita TVで遊ぶ時間を管理したり、年齢制限のあるゲームやビデオの利用、Webページの閲覧、位置情報を扱うサービスの利用をわかりやすく管理・設定できるようになった。

 また、PlayStation Networkの名称とロゴが「PSN」に変更。「リモートプレイ」の名称は「PS3リモートプレイ」に、「グループメッセージング」は「メッセージ」に、それぞれ名称を変更。「PSN」と「メッセージ」、「パーティー」はアイコンデザインも変更された。

ペアレンタルControlが管理・設定しやすくなった
一部機能のアイコンと名称を変更。下は元「グループメッセージング」が「メッセージ」になったもの。上は「パーティー」のアイコンで、右のものに変更された

「どこでもいっしょ」付きのPS Vita Value Packも

 また、12月5日には新型PS Vita Wi-Fiモデル(PCH-2000シリーズ)と、周辺機器、ソフト「『どこでもいっしょ』『こねこもいっしょ』パック」のプロダクトコードを同梱した「PlayStation Vita Value Pack」も22,000円で発売される。

 「ライトブルー/ホワイト」、「ライムグリーン/ホワイト」、「ピンク/ブラック」の3種類を用意。各色の新型PS Vitaと、16GBの専用メモリーカード、Vita本体に合わせたカラーのソフトケース、保護フィルム(PCH-2000シリーズ専用)などの周辺機器をセットにしている。

ライトブルー/ホワイト
ライムグリーン/ホワイト
ピンク/ブラック

 さらに、同梱するプロダクトコードを使う事で、12月3日から配信予定のゲームアーカイブスのソフト「『どこでもいっしょ』『こねこもいっしょ』パック」(単品購入時800円)を、PlayStation Storeから無料でダウンロードできる。このソフトはポケステにも対応し、Vita新ファーム追加機能を活用できる。

どこでもいっしょ
こねこもいっしょ

(山崎健太郎)