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AK120が32bit/192kHz(Float・Integer)再生対応。新ファーム公開

32bit/192kHzファイルを再生しているところ。再生中も特にメニューなどの動作速度が著しく低下するといった事はなかった

 アユートは27日、Astell&Kernブランドのハイレゾ対応プレーヤー「AK120」の最新ファームウェア「1.37」を公開。新たに32bit/192kHzのファイル再生(24bitへのダウンコンバート再生)にも対応した。

 新ファームでは32bit/192kHz(Float・Integer)のWAVファイル再生をサポート。ただし、24bitへのダウンコンバートをしながらの再生となる。

 さらに、フォルダ単位での連続再生機能を追加。例えばAフォルダを再生後、Bフォルダの曲を続けて再生できる。なお、シャッフル再生の場合はAフォルダ内全曲のシャッフルの後、Bフォルダ内全曲のシャッフルとなり、全てのフォルダを合わせた全曲シャッフルにはならない。

 また、プレーヤーをPCとUSB接続した際の表示モードを変更。「充電&データ」、「USB-DAC」、「充電&再生」から機能が選べるようになり、「充電&データ」を選んだ場合はそこからさらに「USB-DAC」機能か、「充電&再生」を選ぶようになる。また、USBケーブルを接続した状態で「充電&再生」を選んだ際に、電源オフ機能が利用できるようになる。

 ホーム画面にテーマも追加。4種類から選べるようになる。

 また、不具合対策として、曲冒頭から音が入っている場合の頭切れを改善。MP3再生中、バックライトをオフにした時に発生していたノイズも対策。DSF形式ファイルがMQSデータベースに反映されない問題も改善している。

ホーム画面も4つのテーマから選べるようになった

(山崎健太郎)