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Ustreamの配信者向け有料サービス「アドフリープラス」にMP4変換や自動録画など新機能

 Ustream Asiaは、ライブ映像配信サービス「Ustream」の月額有料サービス「アドフリープラス」に、過去に配信した番組の視聴状況を分析できる「解析ツール」や、配信映像を自動的に録画する「自動録画」など、8つの機能を11月28日から追加する。

 「アドフリープラス」は、配信映像に広告が表示されないようにする「アドフリー配信」や、配信者のウェブサイトへ誘導するバナーをチャンネルページに張り付けられる「拡張バナー」、映像の配信先を配信者のウェブサイトに限定する「外部サイト限定配信」などをパッケージで提供するサービス。月額9,800円のシンプル、98,000円のスタンダード、198,000円のフルパッケージの3つのプランが用意されている。

 28日からは、新たに「自動録画」やHTMLタグでチャンネル情報欄を編集できる「簡易HTML」、同時接続数無制限でパスワード付き配信ができる「無制限パスワード配信」、FLV形式の動画ファイルが再生できないスマートフォンやタブレットでも過去の番組を視聴できるようにする「MP4トランスコード」、低画質の配信映像を自動的に作成して、視聴者の環境に適した画質で配信できる「自動マルチビットレート」の5つの機能を追加する。

 さらに、スタンダードとフルパッケージでは、チャンネルページ内のいいね!、ツイートボタンを削除する「シェアボタン削除」や過去の番組の同時接続数などの高度な解析ができる「解析ツール」を追加。フルパッケージでは、動画プレーヤーとソーシャルストリームをあわせて配信者のウェブサイトに埋め込み、過去番組のザッピングが行なえる「埋め込み拡張」に対応する。

(臼田勤哉)