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Shure、密閉型ヘッドフォン最上位「SRH1540」の発売を前倒し。12月12日に発売へ

SRH1540

 Shureは、密閉型ヘッドフォンの最上位モデル「SRH1540」の発売を前倒しする。当初12月下旬発売予定としていたが、12月12日に発売することを決定した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は49,800円前後。

 同社密閉型ヘッドフォンの最上位モデルで、ユニットは40mm径。APTIVというフィルムを使った新振動板を採用し、レスポンスの向上や低歪み化を図っている。この40mm径振動板を、ネオジウムマグネットを使ったドライバで駆動。通気孔のあるセンター・ポール・ピースを備えたスチール製のドライバーフレームを用いる事で、内部での共鳴を低減する。

 フォルムは開放型の「SRH1840」をベースにしており、ハウジングを覆い、密閉型にするためのキャップには、カーボンファイバーを使用し、共振を抑えている。イヤーパッドは、Alcantara(アルカンタラ)という、肌触りが良く、柔らかで、形状復元能力も備えた素材を使用している。

 再生周波数帯域は5Hz~25kHz。感度は99dB/mW。インピーダンスは46Ω。最大許容入力は1,000mW。重量は286g。OFCのケーブルは、ケブラー素材も用いて性能や耐久性を向上し、長さは1.83m。両出しで着脱が可能。端子はMMCX。

 また、オープンエア型ヘッドフォン「SRH1840」と、下位モデル「SRH1440」の販売価格も改定し、実売価格はSRH1840が49,800円(従来は59,800円)、SRH1440が29,800円(同36,800円)。

SRH1840
SRH1440

(臼田勤哉)