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キヤノン、4Kモニター「DP-V3010」発売日を1月28日に決定

DP-V3010

 キヤノンは、4K映像制作向けの30型液晶ディスプレイ「DP-V3010」の発売日を1月28日に決定した。価格はオープンプライスで、実売価格は315万円前後。2013年10月の製品発表時に、2014年1月下旬の発売を予告していた。

 DP-V3010は、キヤノン独自の映像エンジンや、RGB LEDバックライトシステムなどを採用した4K液晶ディスプレイ。30型/4,096×2,560ドットの高解像度IPS液晶パネルを採用し、アスペクト比は16:10。DCI規格の解像度に準拠した4,096×2,160ドットの4K動画を拡大縮小処理をせず、そのまま表示できるほか、高解像度静止画加工や、CG、特殊効果VFX制作などのパソコンを使った編集作業にも適しているという。

 キヤノンは、DP-V3010の発売により、編集室やスタジオにおける画質最終確認用の「マスターモニター」など、製造製作用の4Kディスプレイに本格参入する。

(臼田勤哉)