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beyerdynamic、スタジオ/放送局向けの両耳/片耳ヘッドセット

 ティアックは、独beyerdynamicの業務用ヘッドセット2機種を3月下旬に発売する。両耳型の「DT 109」と片耳型の「DT 108」をラインナップし、それぞれヘッドフォン部のインピーダンスが50Ωタイプと400Ωタイプを用意する。インピーダンスの違いによる価格の差異はない。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はDT 109が28,350円前後、DT 108が21,000円前後。カラーはグレーとブラックの2色。

DT 109(グレー)
DT 109(ブラック)
DT 108(グレー)
DT 108(ブラック)

 世界中のスタジオや放送局、ライブイベントなどで使用されているという業務用ヘッドセット。いずれもハウジングは密閉型で、約20dBの遮音性能を持ち、長時間の使用でも快適にモニタリングできるという。ヘッドフォンのインピーダンスは、パーソナルユースも想定した50Ωと、業務機に適した400Ωの2タイプを用意。マイクのインピーダンスは200Ω。ケーブルは付属しておらず、用途や接続する機器に応じて、5ピンXLRオス(6,195円)やステレオ標準プラグ/3ピンXLRオス(7,350円)などの別売ケーブルが選べる。

 ヘッドフォンの再生周波数帯域は30Hz~20kHzで、感度は94dB。全高調波歪率は1%。許容入力値は1,000mW(124dB時)。マイク部の周波数特性は40Hz~12kHzで、出力は2.5mV(距離5cm時)。重量はDT 109が390g、DT 108が283g。

(一條徹)