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ウィルソン・オーディオ、CSTツイータ搭載のフロア型スピーカー「Sasha Series-2」
(2014/4/8 19:53)
アクシスは、米ウィルソン・オーディオのフロア型スピーカー「Sasha Series-2」を5月に発売する。価格(ペア)は、 スタンダードカラー仕上げが4,752,000円、スペシャルカラー仕上げが4,914,000円、カスタムカラー仕上げが5,076,000円。スタンダードカラーはDiamnond Black、Dark Titanium、Desert Silver、Argento Silverの4色で、スペシャルカラーは12種類、カスタムカラーは色サンプルから指定できる。
1インチ径ツイータ、7インチ径ミッドレンジを各1基と、8インチ径ウーファ2基で構成するフロア型スピーカー。ツイータ/ミッドレンジ部と、ウーファ部のエンクロージャが独立した構造。ツイータ/ミッドレンジ部の角度を微調整してタイムアライメントが行なえる。
ツイータは、従来モデル「Sasha」のチタン製逆ドーム型から、シルクドーム型「コンバージェント・シナジー・トゥイーター」(CST)のSasha Series-2専用カスタムバージョンに変更。ミッドレンジとのクロスオーバーは1.2kHz付近とし、高域は30kHz以上をカバーするという。
ミッドレンジはセルロース/ペーパーの混合コーンを使用。軽量で強度の高いファイバー混合コーンと強力な磁気回路で低歪率と高S/Nを追求している。
ミッドレンジ部のバッフル面には、従来モデルと同様に天然ファイバーとフェノール樹脂の混成積層構造の「S材」を使用。適度な内部損失と強度を両立させたという。一方、ツイータはユニット変更に合わせてバッフルも第3世代の「X材」を採用。専用のバックチェンバーと独立させ、背面波の徹底除去と干渉を防ぐという。ツイータ/ミッドレンジのエンクロージャーにもX材を使用し、内部にブレーシングを配置。エンクロージャー全体で低共振化と高剛性化を図った。
ウーファはポリプロピレン製コーンで、強力なマグネットを搭載した磁気回路でウーファコーンのモーションスピードを向上させ、低域のダイナミクスを改善。ウーファ部のエンクロージャには、第3世代のX材を精密切削加工して使用。奥行きは従来モデルのSashaよりやや増しており、低域再生の強化を図っている。背面にバスレフポートを備える。
周波数特性は20Hz~27kHz。インピーダンスは4Ω。推奨アンプ最小出力は20W。外形寸法は35.56×56.24×114.61cm(幅×奥行き×高さ)、重量は93.89kg。