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PSPが6月出荷完了、発売から約10年「役目をPS Vitaに引き継ぐ」。Vita新色も

 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、携帯ゲーム機のプレイステーション・ポータブル(PSP)の国内向け出荷を6月に完了する。PSPは2004年12月12日に発売され、アドホック通信対戦を使った遊び方などがブームとなった。SCEでは「発売から約10年を経て、その役目を後継機であるPlayStation Vita(PS Vita)に引き継ぐ」としている。

PSP初代モデル「PSP-1000」
PS Vitaクリスタル・ブラック(3G/Wi-Fiモデル/PCH-1000)

 出荷完了に伴い、ソニーストアでは6月3日13時から、PSPを下取りに出すと、PS Vitaが最大3,000円引き、学生であれば最大4,000円引きで購入できるお買い物券がもらえる下取り企画なども実施。PS Vitaへの乗り換えをサポートしていく。詳細はソニーストアのページを参照のこと。

 なお、PSPはゲームソフトなどをUMDで販売しているが、ダウンロード版であればPS Vitaでもプレイできる。ゲームのUMDを持っているユーザーに、同じタイトルのダウンロード版を安価で購入できる「UMD Passport」サービスも展開されている。

PS Vitaに新色追加

 「PSPの後継機として更なる普及拡大を目指す」(SCE)として、PS Vitaの新色ブルー/ブラック(Wi-Fiモデル/PCH-2000)、レッド/ブラック(Wi-Fiモデル/PCH-2000)に、アクセサリなどをセットにした「PlayStation Vita Super Value Pack」を7月10日から数量限定で販売する。価格は各18,980円。

 さらに、従来モデルの「クリスタル・ブラック」(3G/Wi-Fiモデル/PCH-1000)の「PlayStation Vita Super Value Pack」も用意。こちらも数量限定で7月24日に発売する。価格は19,980円。

PS Vita新色ブルー/ブラック(Wi-Fiモデル/PCH-2000)
PS Vita新色レッド/ブラック(Wi-Fiモデル/PCH-2000)
パックの内容物

 パックには本体に加え、基本プレイ無料ゲームなどをプリインストールした8GBのメモリーカード、ディスプレイ保護フィルム、携帯用のポーチをセットにしている。

(山崎健太郎)