ケンウッド、NFC/Bluetooth対応で5万円を切るKseriesエントリーコンポ「K-505」

　JVCケンウッドは、ケンウッドブランド「Kseries」コンポの新製品として、エントリーモデル「K-505」を9月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は45,000円前後。カラーはゴールド(N)とシルバー(S)の2色を用意する。

K-505(ゴールド)

　CD/USBレシーバとスピーカーをセットにしたKseriesの小型コンポ。スマートフォンやタブレットの普及に伴い、「端末に収録された楽曲を手軽に良い音で楽しみたい」というニーズに合わせ、NFC対応のBluetoothを搭載。対応するスマホでタッチして、簡単にペアリングができる。BluetoothはVer.2.1+EDRに準拠し、コーデックはSBCをサポートする。

K-505(シルバー)

　放熱設計を施しヒートシンクを持たないシンプルな回路構成のデジタルアンプを採用。出力は25W×2ch(4Ω)。スピーカー出力までの距離を最短化することで、臨場感あふれるリアルな音場表現と躍動感あふれる低域を再現するという。部品レベルで高音質化を追求しており、コンデンサには音質回路用部品を採用。脚部やシャーシ、ケースなどの細部にも振動対策を施している。重低音を強化する「EX.BASS」や、BASS/TREBLE音質調整機能を搭載する。

　音楽CDやCD-R/RW(MP3/WMA)を再生可能。FM/AMチューナも搭載する。iPod/iPhone接続対応のUSBを前面に備え、CDやラジオ放送をUSBメモリへ録音可能。録音ファイル形式はMP3で、ビットレートは128/192kbps。アナログ音声入力やヘッドフォン出力も搭載する。再生/録音/スリープタイマー機能を搭載。消費電力は動作時26W、Bluetoothスタンバイ時6W以下、待機時0.5W以下。外形寸法は215×287×95mm(幅×奥行×高さ)、重量は2.1kg。

　スピーカーは2ウェイ2スピーカーのバスレフ型で、ウーファは11cm径のホワイトパルプ製コーン型。ツィータは2.5cm径のソフトドーム型ピュアシルクツィータ。キャビネットは全周15mm厚のMDF材を使用し、四方留め構造を採用する。外形寸法は140×236×237mm(幅×奥行×高さ)、重量は3.4kg。