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ゼンハイザー、イヤフォン「MOMENTUM In-Ear」やヘッドフォン「URBANITE」など

 ゼンハイザーは、ドイツ・ベルリンの国際見本市会場において9月5日~9月10日(現地時間)に開催される「IFA 2014」のプレイベント「ShowStoppers」において、イヤフォン「MOMENTUM In-Ear」や、ヘッドフォン新シリーズ「URBANITE」などの新製品を発表した。

MOMENTUM In-Ear

イヤフォン「MOMENTUM In-Ear」と新「CXシリーズ」

MOMENTUM In-Ear

 MOMENTUM In-Earは、人気モデルとなったヘッドフォンの「MOMENTUM On-Ear」や「MOMENTUM Over-Ear」と同様に、デザイン性と音質を妥協なく両立させたという同社イヤフォンのプレミアムモデル。9月より欧州で発売され、価格は約99ユーロ。スマホ用のリモコン付きで、iOS用とAndroid用の2種類を用意する。

 ユニットはダイナミック型。筐体にはポリカーボネートとステンレススチールを使用している。ケーブルは絡みにくい楕円形で、ツートーンカラー仕上げ。ケーブル部にリモコンマイクを備え、iOS/Androidスマートフォンや、Windows端末での通話や音楽再生などに利用可能。

ハウジングの外側にロゴ
イヤーピースを外したところ
ケース収納時

 CXシリーズは、「CX 5.00」など4モデルを10月より発売する。最上位の「CX 5.00」は79.90ユーロ、CX 3.00とCX2.00はいずれも49.9ユーロ、CX 1.00は39.9ユーロ。CX 2.00とCX 5.00はケーブル部にリモコンマイクを備える。また、CX 5.00は楕円形のケーブルを使用し、からみにくく、タッチノイズも抑えるという。カラーは、CX 5.00/2.00/1.00がblackとwhiteの2色。CX 3.00がwhite、black、redの3色を用意する。

CX 5.00
CX 3.00
CX 2.00
CX 1.00

ヘッドフォン「URBANITE」

 ヘッドフォン新シリーズの「URBANITE」は、カジュアルな本体デザインを採用した密閉型ヘッドフォンで、低音が豊かな音質なども特徴。価格と発売時期は、アラウンドイヤー型の「URBANITE XL」が229ユーロで10月発売、オンイヤー型の「URBANITE」が179ユーロで9月発売。

URBANITE XL

 いずれも、スマートフォン用リモコンをケーブルに備え、iOS用とAndroid用(Galaxyなど)、Windows用それぞれのバージョンを用意する。カラーは、両モデルともにblackとdenim、sand、(トリコロールの)nationを用意するほか、URBANITEのiOS向けモデルはplum、URBANITE XLはoliveもラインナップする。

 ヘッドバンドとハウジングをつなぐヒンジ部にステンレスを、スライダー部にアルミを採用。ヘッドバンド表面は帆布のような手触りのファブリック素材を使用している。ヘッドバンド部は折り畳みが可能。ケーブルは片出しで着脱式。接続部にロック機構を備えている。

 再生周波数帯域は16Hz~22kHz。インピーダンスは18Ω、出力音圧レベルは、URBANITEが118dB、URBANITE XLが110dB。入力はステレオミニ。

アラウンドイヤーのURBANITE XL
オンイヤーのURBANITE
URBANITEの「nation」
イヤーパッド部
ヒンジ部
ヘッドバンド表面
ケーブルは着脱可能
ケーブルにリモコンマイクを装備
折りたたみも可能

(中林暁)