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ソフトバンクがXperiaスマホを初めて発売。ハイレゾ対応「Xperia Z3」を11月下旬投入

 ソフトバンクモバイルは、5.2型のディスプレイを備えたソニーモバイルコミュニケーションズ製のスマートフォン「Xperia Z3」を11月下旬に発売する。ソフトバンクがソニーモバイルのスマートフォンを取り扱うのは初めて。10月2日より予約受け付けを開始する。カラーはホワイト、ブラック、カッパー、シルバーグリーン。

「Xperia Z3」ホワイトモデル

 また、ソニーモバイルの腕時計型ウェアラブルデバイス「SmartWatch 3 SWR50/WH」(ホワイト)も取り扱う。連携可能な「Xperia Z3」の発売と合わせ、11月下旬以降に販売を開始。ホワイトのリストバンドと本体をパッケージにした製品であり、ソフトバンクショップとSoftBank SELECTION オンラインショップのみでの販売になる。価格はオープンプライスで、直販サイトでの価格は27,000円(税込)。

Xperia Z3

 ソフトバンクが初めて扱うソニーモバイルのスマートフォン。発売にあたり、ソニーモバイルの鈴木国正社長 兼 CEOは、「重要なモバイル市場である日本で、強固なネットワークプラットフォームを展開するソフトバンクモバイルとの新たなパートナーシップを通じて、より多くのお客さまにソニーの最新技術・アプリケーションを結集した最新のXperiaとスマートウェア商品をお届けできることを楽しみにしている」とコメントしている。

左からホワイト、ブラック、カッパー、シルバーグリーン

 CPUは2.5GHzクアッドコアのMSM8974AC。Android OS 4.4.4(KitKat)を採用。ディスプレイは5.2型/1,080×1,920ドット、フルHDのトリルミナスディスプレイ for Mobile。X-Reality for mobileによる超解像技術などで低解像度の画像も高画質化する。IPX5/8の防水、IP6Xの防塵機能も装備。

 192kHz/24bitなどのハイレゾ音楽ファイルの再生にも対応。WALKMANアプリを使って再生できる。MP3などもハイレゾ相当に高音質化して再生できるという「DSEE HX」機能も搭載。別売の対応イヤフォン/ヘッドフォンと組み合わせる事で、周囲の騒音を最大約98%カットするデジタルノイズキャンセリング機能も利用できる。

 フロント面にステレオスピーカーを搭載。サラウンド機能の「S-Forceフロントサラウンド」も搭載している。

 PlayStation 4のゲームをネットワーク経由で遊べる「PS4 リモートプレイ」にも年内対応予定。PS4のコントローラ「DUALSHOCK 4」とXperia Z3を連携させ、DUALSHOCK 4操作とXperia Z3の画面で、別室にあるPS4のゲームをLAN経由でプレイできる。

 メインカメラは、2,070万画素のCMOS。サブは220万画素のCMOSを採用。“走りながらでもブレない”という強化された電子式手ブレ補正「インテリジェントアクティブモード」、25mmに広角化した新Gレンズを搭載。さらに、ISO 12800の高感度撮影にも対応。4K(3,840×2,160ドット)の動画撮影も可能。

 ワンセグ/フルセグチューナも搭載。バッテリは3,100mAh。バッテリ持続を長くするSTAMINAモードに加え、Qualcom Quick Charge 2.0対応ACアダプタを使うことで、従来の約2倍の速さで充電できる。NFCやWi-Fi Miracastに対応し、MHL出力を装備。ストレージメモリは32GB、メモリは3GB。microSDXCカードスロットも装備。外形寸法は147×73×7.4mm(縦×横×厚さ)、重量は154g。

 また、12月15日までに予約購入したユーザーには、スマートフォン向け周辺機器の購入などに使える、10,000円分のソニーストアお買い物券をプレゼントするキャンペーンも実施する。

SmartWatch 3 SWR50/WH

 ウェアラブル端末用のAndroidプラットフォーム「Android Wear」を搭載したスマートウォッチ。画面のタッチ操作や音声入力で、天気や交通情報の確認、手元に話しかけてメールを返信することもできる。スマートフォンとはBluetoothで連携。

 GPS、4GBメモリなどを搭載し、スマートフォンと離れた場所にいても、時計単体で音楽再生やジョギングなどの計測などができる。

SmartWatch 3 SWR50/WH

(山崎健太郎)