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パナソニック、最新4K VIERAやVARICAMなど。テクニクス試聴ルームも

 映像、情報、通信の総合展示会「CEATEC JAPAN 2014」が10月7日〜11日にかけて、幕張メッセで開催される。その前日となる6日に、マスコミ向けに一部ホールやブースが先行で公開された。なお、一般公開日は7日からで、入場料は一般1,000円だが、Web事前登録により無料となる。10月11日の土曜は無料公開日(18才以上は入場登録が必要)。ここでは、4K対応テレビやビデオカメラ、レコーダなどのほか、復活した「テクニクス」ブランド製品などを展示していたパナソニックのブースをレポートする。

CEATEC JAPAN 2014会場の幕張メッセ

 4K対応製品は、テレビのVIERAやレコーダのDIGA、デジタルカメラのLUMIXやビデオカメラといったコンシューマ向けと、カムコーダやタブレット「TOUGHPAD 4K」、STBなどBtoB向けに分けて展示されている。

 注目は、9月に日本でも発表された「テクニクス(Technics)」ブランドのコーナー。パナソニックブースのブルーとは異なり、テクニクス製品のコーナーはホワイトが基調の全く別の雰囲気になっている。

パナソニックブース

4K対応DIGA/VIERAや、85型タッチパネル4K液晶など

 コンシューマ向け4K製品では、4Kアップコンバート再生などに対応した新DIGA「DMR-BRZ2000」を展示。システムLSIの新ユニフィエによる4K映像への高画質アップコンバートや、ビデオカメラなどからの4K動画を保存して、4K対応VIERAで視聴するといった利用シーンを紹介している。また、VIERAのユーザインターフェイス「マイチャンネル」により、録画番組やYouTubeから好みの動画を検索できる点なども紹介している。また、

DIGAの4Kアップコンバートなどの紹介
VIERA「マイチャンネル」のデモ

 映像技術では、4K液晶テレビの'14年モデルと、'13年モデル、'13年のプラズマを比較したコーナーも用意。黒を繊細に描き出す「4K暗部階調表現技術」もアピールしている。

4K暗部階調表現技術は、専用に設けられたコーナーで確認できる
'13年の液晶やプラズマと、最新液晶を比較できる
小型端末で家のキッチンや浴室など様々な場所でテレビを観られる「プライベートVIERA」の展示
4K対応ウェアラブルカメラの「HX-A500」や、フラッグシップ4Kビデオカメラ「HC-X1000」も展示。会場で撮影を試せるコーナーも

 BtoB製品では、85型4Kのタッチパネル液晶ディスプレイを参考出展。4Kパネルにより、タッチ操作時の至近距離でも高精細に映像を見ることができるのが特徴。タッチパネルは静電容量方式で、強い外光下でもスムーズに操作できるという。複数人での同時操作も可能。

85型4Kタッチパネルディスプレイを参考展示
地図上にある、オリンピック開催地をタッチすると、詳細な情報が表示される

 20型4K液晶タブレットを使って図面などの高精細なデータを遠隔地と共有するといった利用方法も提案。電子タッチペンを使った手書きに近い描写で、簡単に情報をやりとりできるといった特徴を紹介している。

20型4Kタブレットの利用シーン提案

 4KのIP配信やCATVなどのサービス開始に向けた、RF/IPハイブリッドSTBも展示。HEVCデコーダを搭載し、各社がサービスを検討中の4K IP-VOD配信にも対応。日本ケーブルラボの第三世代STB機能要件に準拠予定。

RF/IPハイブリッドの4K対応STB
4K対応テレビと組み合わせて、サムネイルから好きな番組を選べるというイメージの展示

 映像制作向け製品では、6日に発表された4Kカメラレコーダ「VARICAM 35」や、31型4K液晶モニタ「BT-4LH310」などを展示。「フィルムカメラに迫る映像美」とアピールしている。

4Kカメラレコーダ「VARICAM 35」
31型4K液晶モニタ「BT-4LH310」
オリンピックのTOPスポンサーとしての歴史。同社業務用カメラで、カセットテープのD-3シリーズから、P2メモリーカード採用のP2カメラ、3Dカメラレコーダといったこれまでの流れを説明

テクニクスは試聴ルームも

 '15年2月より国内でも復活するテクニクス(Technics)ブランドのコーナーでは、リファレンスシステム「R1シリーズ」と、プレミアムシステム「C700シリーズ」も出展。ブランドの思想やコンセプト、これまでの製品の歴史や要素技術を紹介している。

テクニクスのR1シリーズ製品。ネットワークオーディオコントロールプレーヤー「SU-R1」(左)と、ステレオパワーアンプ「SE-R1」(右)

 R1シリーズは2015年2月発売で、価格はステレオパワーアンプ「SE-R1」(158万円)、ネットワークオーディオコントロールプレーヤー「SU-R1」(83万8,000円)、スピーカー「SB-R1」(134万8,000円)をラインナップ。これらのハイエンドモデルの実機をブースで確認できる。

 C700シリーズは、上位機種の高音質を継承しつつ、比較的低価格に抑えている。デジタルプリメインアンプ「SU-C700」(15万8,000円)や、ネットワークオーディオプレーヤー「ST-C700」(13万8,000円)、スピーカー「SB-C700」(15万8,000円/ペア)は、2015年2月発売。CDプレーヤー「SL-C700」(12万8,000円)は、2015年3月発売となる。いずれの製品も受注生産。

 リスニングルームも用意しており、製品の発売前に一足早く試聴することが可能。人気が予想されるため、早めにチェックしておきたいポイントだ。

スピーカー「SB-R1」
C700シリーズ。左がネットワークオーディオプレーヤー「ST-C700」、右がデジタルプリメインアンプ「SU-C700」
これまでのテクニクス製品の歴史
製品の内部構造なども見られる
試聴ルームも用意

(中林暁)