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シャープ、70型/4Kのサイネージディスプレイ。縦置き対応

 シャープは、4K表示に対応した70型インフォメーションディスプレイ「PN-H701」を2015年2月上旬より発売する。価格はオープンプライス。

PN-H701

 70型/3,840×2,160ドットの4K対応サイネージ用ディスプレイ。大判ポスター(B0サイズ)の横幅が収まる大型サイズながら、狭額縁デザインを実現し、設置場所や表示するコンテンツに応じて横置き/縦置きのどちらでも設置できる。輝度は400cd/m2、コントラスト比3,000:1。

 また、USBメモリに保存したデータの再生に対応。写真は8KまでのJPEGに、動画はフルHDまでのm2ts、mp4、3gp、mov、音声はmp3、wav、wma、m4aをサポートする。本体にも400MBメモリを内蔵し、JPEG表示が行なえる。24時間駆動にも対応する。

 入力端子はHDMI×4で、HDMI4はHDCP 2.2とMHLを、HDMI1はARCをサポートする。ミニD-Sub 15ピン入力も備えている。音声はアナログ音声入力×1と、光デジタル音声出力×1を装備。10W×2chのステレオスピーカーも装備する。

 消費電力は270W。外形寸法は1,559×69×894mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約38kg。シャープでは、今後のサイネージ用4Kディスプレイの普及を見据え、高額商品を扱う小売店舗や飲食店、駅や公共施設での案内表示用など、用途に合わせ提案していくという。

 また、55型でフレーム幅3.5mmの狭額縁デザインを採用したフルHDサイネージディスプレイ「PN-V551」も'15年2月中旬より発売。4枚組み合わせた4K表示にも対応する。

PN-V551

(臼田勤哉)