新作映画「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」が5月にBD化。帰還中のヤマトに試練

宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟
※ジャケットとは異なります
(c)西﨑義展/2014 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会

　昨年12月から、全国89館にてロードショーされた新作劇場版アニメ「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」が、5月27日にBlu-ray/DVD化される。価格は、BDの初回限定生産版が9,800円、BD通常版が7,800円、DVD版が6,800円。発売・販売元はバンダイビジュアル。

　Blu-ray発売や、イベント上映、配信、テレビ放送も行なわれた新作アニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」。その完全新作劇場版として作られたのが、「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」。なお、それに先駆けて、シリーズ全26話を新たな視点で再構成した「宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海」もイベント上映され、昨年11月にBlu-ray/DVD化されている。

Blu-rayの初回特典特製スリーブ

(c)西﨑義展/2014 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会

　「星巡る方舟」のBDには、通常版と初回限定生産版を用意。本編ディスクは共通で、特典として舞台挨拶映像、嚴島神社ヒット祈願映像、特報、本編予告、CM・PV集を収録。特製ブックレットも同梱するほか、初回特典として、加藤直之描き下ろしの特製スリーブが付属する。

　初回限定生産版BDには、特典ディスクも同梱。特番、イベント映像、劇伴収録風景、絵コンテ集を収録する。DVD版の特典内容は、通常版BDと同じ。

「ひかりTV」で2月21日からVOD配信

　NTTぷららが展開している「ひかりTV」のビデオサービスにおいて、2月21日から「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」がVOD配信される。視聴料金は1,404円(税込)で、72時間再生できる。

　「ひかりTV」は、テレビやパソコン、スマートフォン・タブレット端末などで利用可能。VODサービスだけでなく、クラウドゲームや音楽配信、地上/BSデジタル放送のIP再送信、カラオケサービスなども行なっている。

宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟 あらすじ

　時に西暦2199年。苦難の航海を経て、目的地イスカンダルで“コスモリバースシステム”を受領したヤマトは、いままさに大マゼラン銀河を後にしようとしていた。

　だが突如、大マゼラン外縁部で謎の機動部隊と遭遇。彼らこそは蛮勇で宇宙にその名を轟かす戦闘民族ガトランティス。指揮官はグタバ遠征軍大都督「雷鳴のゴラン・ダガーム」を名乗り、艦の引き渡しを要求してきた。

　戦闘を避け地球へ急ぎたいヤマトに、突如空間を跳躍し紅蓮の炎が襲い来る。それはダガームが放ったガトランティスの誇る最新兵器“火焔直撃砲”の光芒だった。

(c)西﨑義展/2014 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会

(c)西﨑義展/2014 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会

(c)西﨑義展/2014 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会

　間一髪、ワープでダガームの追撃を振り切ったものの、薄鈍色(うすにびいろ)の異空間へと迷い込んでしまうヤマト。ヤマトはまるで意志を持ったように舵を切ると、謎の惑星へと誘われていく。事態打開のため、古代、桐生、沢村、新見、相原の5人は惑星へと情報収集に降下する。

　地表に降り立った彼らが見たものは、そこにあるはずのない艦(ふね)。だがその艦内には先客がいた。それは七色星団の戦いを生き残り、ヤマトへの復讐を誓う、ガミラスのフォムト・バーガー少佐の姿だった。彼らもまたここに迷い込み、脱出できないでいたのだ。

　ヤマトの空間航跡を追ってワープしたダガームもまた、薄鈍色の宇宙へとたどり着く。ヤマトが誘われた眼前に輝く惑星こそ、彼らが探し求めていた宝の星であったのだ。邪魔なヤマトをあぶりだすべく火焔直撃砲の砲門を惑星へと向けるダガーム。果たして古代たちは閉じられた空間を脱出し、ガトランティスの包囲網を突破できるのか。

　一刻も早く地球へ戻りたいヤマト、力で宝の星を求めるガトランティス、ヤマトを討たんとするガミラス。それぞれの譲れぬ想いが交錯する。