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フジテレビオンデマンドで4万冊のコミック配信開始。アニメ視聴後に原作購入
（2015/2/2 12:00）
フジテレビは2日、展開している動画配信サービスの「フジテレビオンデマンド」において、「ドラゴンボール」などの電子コミック、約1万タイトル、約4万冊以上の配信を開始した。動画配信と連携し、ドラマやアニメを視聴し、原作コミックが気になったらその場で購入するなど、コンテンツ購入をフジテレビオンデマンド内で完結できる。
動画配信サービスにおいて、コミックを合わせて配信するのは民放初。「開発規模では動画配信を開始した時と同じくらいのインパクトがある。もう一つのフジテレビオンデマンドのスタートと言える」(フジテレビ コンテンツデザイン部 フジテレビオンデマンド事業執行責任者の野村和生氏)という。
コミックの購入には、動画コンテンツと同様のポイントが利用可能。フジテレビオンデマンドの月額コースは300円、500円、1,000円、2,000円で、付与されたポイントを利用する。ポイントのチャージも可能。対象機種はWindows/Macのパソコンと、iOS/Androidのスマートフォン、タブレット、Kindle Fire。
フジテレビオンデマンドでは、フジテレビ地上波の見逃し番組、ドラマ、バラエティ、アニメ、映画など1万本以上の動画コンテンツと、音楽ライブ、F1、海外サッカーなどの生中継を配信しているが、電子コミック配信サービスにも進出する。フジテレビでは狙いを「スマートデバイスの普及に伴うサービスの拡充とユーザー満足度向上のため」と説明している。
人気タイトルについては、特集ページを作成。サービス開始時は、「ONE PIECE」、「ドラゴンボール」、「PSYCO-PASS サイコパス」など6タイトルの特集が予定されている。
番組連動企画も予定。第1弾として、CS放送「フジテレビONE スポーツ・バラエティ」で放送している、マンガ好きの芸人・ケンドーコバヤシが漫画家と対談を繰り広げたり、出版社を探訪する漫画専門番組「漫道コバヤシ」とタッグを組み、2014年1月に放送された「漫道コバヤシ漫画大賞2013」で受賞した9作品を特集する。
