ビクター、海外製の録画用DVD-R/RW 10製品。円安で約2割値上げ

　ビクターアドバンストメディアは、海外製の録画用DVD-R/RWの新製品として、最大16倍速対応のDVD-Rディスク5製品と、最大2倍速対応のDVD-RWディスク5製品を3月20日より発売する。価格はすべてオープンプライスだが、今回の新商品より、従来モデルと比べて出荷価格を約20%値上げする。同社は価格改定の理由について、「円安等の影響による製造原価の上昇が自助努力で吸収できない水準に達しているため」としている。

DVD-R 10枚入り「VD-R120CQ10」

　DVD-R、DVD-RWいずれも、高精度な記録層を形成し、ディスクの反りを抑制するスタンパ加工技術を採用。DVD-Rは記録速度1～16倍速、DVD-RWは1～2倍速に対応する。記憶容量は1層4.7GBで、録画時間は120分。

　DVD-Rは、インクジェットプリンタ対応のホワイトディスクと、手書き用シルバーディスクの2タイプを用意。DVD-RWはホワイトディスクのみ。パッケージは、DVD-R/RWともに、5mmスリムケース入りとスピンドル入りを用意する。詳細は下表の通り。

DVD-R 50枚入り「VD-R120CQ50」

DVD-RW 10枚入り「VD-W120QW10」