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エレコム、ハイレゾ対応のミリタリースタイルイヤフォン。TV向けヘッドフォンも

 エレコムは、ハイレゾ音源の再生にも対応したカナル型イヤフォン「EHP-CH3000」を4月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は14,800円前後。マイク付きモデル「EHP-CH3000S」は15,800円前後。カラーはブラックとカーキの2色。

ハイレゾ対応カナル型イヤフォン「EHP-CH3000」

 「既存シリーズからさらに進化し、よりハイレゾ音源の再生にふさわしい音質向上を実現したうえ、独創的なフォルムを採用することでデザイン性を高めた」というモデル。インピーダンスは16Ω、音圧感度は100dB/1mW。最大許容入力は100mW。再生周波数帯域は5Hz~40kH。

ハイレゾ対応カナル型イヤフォン「EHP-CH3000」のブラック
マイク付きモデル「EHP-CH3000S」のカーキ

 ユニットは12.5mm径のダイナミック型。テイジン・テトロンMLFを基材に、ラジアル構造のリブを設けた高剛性振動板を使っており、「自然な拡がりと豊かな音場を実現する」という。

 磁気回路には、前置のネオジウムマグネットを採用。振動板の振動スピードを加速させて、より力強い低音を再生するとしている。ドライバ、ボールピース、マグネットを同軸上に配置する音孔構造「Magnetic Turbo Axial Port」も採用する事で、低域から高域までスムーズなレスポンスを追求している。

 ドライバケースとハウジングには、高剛性アルミ素材を使用。堅牢性と軽量化を実現した。

 デザインはミリタリースタイル。イヤーピースは、奥行き2段階機構に対応した「デプスイヤーキャップ」。ピースは3サイズを同梱。内外の硬度を変えた2層構造で、密閉性を向上させている。

 ケーブル長は1.2m。ケーブルをまきとるキーパーも同梱する。マイク付きモデルには、ケーブルの途中にマイク付きリモコンを装備。スライドボリュームや着信応答/終話ボタンを備え、入力端子はステレオミニの4極となる。重量はイヤフォン本体が約8g、EHP-CH3000Sのマイク部が約3g。

テレビ向けヘッドフォン5製品

 4月下旬には、テレビ向けのヘッドフォン/イヤフォン5モデルも発売される。深夜のテレビ鑑賞などでの利用を想定したモデルで、3mまたは5mのロングケーブルを採用。手元で音量調節ができるボリュームコントローラも備えている。

 ラインナップと価格は、片耳インナーイヤータイプの「EHP-TVIE0230BK」(ケーブル3m)が2,280円、「EHP-TVIE0250BK」(同5m)が2,810円。両耳カナル型の「EHP-TVIN0230BK」(同3m)が2,640円、「EHP-TVIN0250BK」(同5m)が2,990円。オーバーヘッドタイプヘッドフォン「EHP-TVOH0350BK」(同5m)が4,950円、オーバーヘッドタイプでコンパクトな「EHP-TVOH0450BK」(5m)が3,530円。

片耳インナーイヤータイプで3mの「EHP-TVIEM0230BK」
両耳カナル型で5mの「EHP-TVIN0250BK」
両耳オーバーヘッドタイプで5mの「EHP-TVOH0350BK」
両耳オーバーヘッドタイプでコンパクト、5mの「EHP-TVOH0450BK」

(山崎健太郎)