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Astell&Kern、超ハイエンドプレーヤー「AK380」発表。384kHz/32bitネイティブ再生

 アユートは、iriver Astell&Kernのハイレゾ対応ポータブルプレーヤーの新たな最上位モデル「AK380」を発表した。モデル名は「AK380 265GB メテオリックチタン」(AK380-265GB-MT)。発売日と価格は未定。AKシリーズの従来の最上位モデルはAK240のステンレスモデル「AK240SS」で、直販384,000円(税込)。AK380はこの上位モデルとなるため、価格も超えると思われる。

ハイレゾポータブルプレーヤーの新たな最上位「AK380」

 新モデルのAK380は、5月16日〜17日に東京・中野で開催される「春のヘッドホン祭 2015」に出展するほか、16日の12時30分から6Fチャペルにて発表会も実施する。15階8番のAKブースではAK380だけでなく、AK Jrも展示予定。試聴も可能だが、整理券の配布を予定している。詳細はアユートのページを参照のこと。

プロのニーズに応える最上位モデル

 「Astell&KernのコンセプトであるスタジオマスタークオリティーのサウンドをBit-to-Bitで忠実に再現することに加え、プロフェッショナルの使用環境におけるニーズに応える事も目的とし、更なる音質のブラッシュアップと新たなる機能の追加を果たした」という最上位モデル。

「AK380」。ディスプレイは4型
左側面にハードウェアの操作キー、右側面にボリュームダイヤルを備えている
背面

 256GBのフラッシュメモリを搭載し、最大128GBまでのカードが利用できるmicroSD/SDHC/SDXCカードスロットを搭載しているのはAK240と同じ。

 再生能力的な違いとして、AK240はPCMの192kHz/32bitまでをサポートし、32bitのfloat/Integerは、24bitにダウンコンバートしながら再生していた。AK380は、最大384kHz/32bitまでのデータを、全てネイティブで再生できるのが特徴。DSDも5.6MHzのデータまでネイティブ再生できる。

 再生対応ファイル形式はWAV、FLAC、WMA、MP3、OGG、APE、AAC、Apple Lossless、AIFF、DFF、DSF。

 DACも変更。AK240はシーラス・ロジックの「CS4398」をデュアルで搭載しているが、AK380は旭化成エレクトロニクスの「AKM AK4490」をL/Rチャンネル、デュアルで採用。さらに、VCXO Clock(電圧制御水晶発振器)を搭載し、超低ジッタ0.2Psを実現したという。

 音質調整用には、20バンド/0.1dBのパラメトリックイコライザを搭載する。

 IEEE 802.11b/g/n(2.4GHz)の無線LAN機能を搭載。ネットワーク音楽再生機能も強化。DLNAに対応し、スマートフォン/タブレット向けに「AK Connect App」を提供予定。このアプリからAK380を据置型のネットワークプレーヤーとして制御し、NASやPCに保存した音楽ファイルを、ネットワーク経由でAK380から再生させる事ができる。

底部にUSB端子

 Bluetooth 4.0にも対応。プロファイルはA2DP、AVRCPに対応する。

 イヤフォン出力はステレオミニのアンバランスで、光デジタル出力も兼用。さらに、2.5mm 4極のバランス出力端子も備えている。出力レベルはアンバランス:2.1Vrms、バランス:2.3Vrms(負荷無し)、出力インピーダンスはアンバランス:2Ω、バランス:1Ω。SN比は116dB(アンバランス)、117dB(バランス)。

 内蔵バッテリは3,400mAhのリチウムポリマー。ディスプレイは4型で、解像度480×800ドット。静電容量式のタッチスクリーンを備えている。外形寸法は112.4×79.8×17.5mm(縦×横×厚さ)、重量は約218g。

ジャケット型の外部アンプも発売?

 今回、概要が発表されたAK380だが、より細かな情報は今後明らかになっていくと思われる。

 特徴の1つとして、「ポータブルプレイヤーの枠を超えた高い拡張性」を持つとされ、「各種専用オプションの発売も予定」とされている。その具体例の一つとして、以下のような、AK380の背面にジャケットのように装着するオプションの写真が公開された。

専用オプションと思われる写真。USB端子で背面に取り付ける、外部アンプのように見える
ジャケットのように装着するようだ

 AK380の底部にあるUSB端子を使って接続しているようで、オプション製品の底部にはヘッドフォン出力と思われる端子が見える事から、AK380のドライブ能力をさらに高めるためのジャケット型外部アンプと思われる。

(山崎健太郎)