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マスプロ、高防錆処理で耐食性能が向上した地デジUHFアンテナ

 マスプロ電工は、地上デジタル放送受信用のUHFアンテナ2モデルを7月1日より発売する。価格は、14素子の「U146CG」が5,600円、20素子の「U206CG」が7,000円。

14素子の「U146CG」

 '12年に発売した「U146」と「U206」をベースに、高防錆処理(ダクロ処理)を施した金具とステンレス製のビスを採用したことで耐食性能を向上させたのが特徴。従来のアンテナは、マスト取付金具やビスから錆びていきやすいため、これらの耐食性能を高めたアンテナの要望があったという。

 6本の反射器や、ダイポールの低損失化、導波器/反射器の最適化などにより、U146CGは利得8~12.4dB、U206CGは8.5~13.7dBを実現している。上下に開くだけで固定できる反射器や、F型端子を採用したビームダイポールなどにより、組立てやすく、作業時間を短縮できるという。電子情報技術産業協会(JEITA)が認定する「デジタルハイビジョンマーク(DHマーク)」も取得している。

 適合マスト径はいずれも22~48.6mm。外形寸法と重量は、U146CGが373×1,030×544mm(幅×長さ×高さ)/約920g、U206CGが373×1,480×544mm(同)/約1.1kg。

20素子の「U206CG」

(中林暁)