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オンキヨー、自社開発ユニット採用のDolby Atmosイネーブルドスピーカー上位機

 オンキヨー&パイオニアは、オンキヨーブランドの新製品として、Dolby Atmosで利用できるイネーブルドスピーカー「D-309H」を9月上旬に発売する。価格はペアで64,800円。

Dolby Atmosイネーブルドスピーカー「D-309H」

 Dolby Atmosの環境には、3.1ch/5.1ch/7.1chなどのスピーカーに加え、天井へ1組もしくは2組のスピーカーを設置する必要がある。Dolby Atmosイネーブルドスピーカーは、天井にスピーカーを設置せず、フロア型スピーカーの上などに設置し、音を天井に向けて放出。天井に反射させる事で、上からの音を再現し、手軽にDolby Atmosを楽しめるようにするもの。

音を天井に反射させる
フロア型スピーカー「D-309E(B)」上に設置したところ

 オンキヨーは昨年「SKH-410」(実売2万円前後)を発売しているが、「D-309H」はその上位モデルにあたる。

 自社開発のN-OMF振動板を採用したウーファと、バランスドーム型ツィータを同軸で配置。点音源化する事で、「一体感のあるDolby Atmosの音場再生を実現した」という。

 オンキヨーの「D-309」シリーズのブラックカラーとマッチする艶のあるピアノフィニッシュの塗装を施している。エンクロージャは密閉型。インピーダンスは6Ω。スピーカーターミナルは、バナナプラグ対応の金メッキ真鍮削り出しタイプ。

 外形寸法は142×238.5×136.5mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は2.2kg。

スピーカーターミナルは、バナナプラグ対応の金メッキ真鍮削り出し

(山崎健太郎)