ニュース
アップル、4K動画編集対応の「iMovie」最新版を提供開始
(2015/9/17 20:27)
アップルは17日、iOS 9の提供開始にあわせて、映像編集アプリ「iMovie」の最新版iMovie Ver.2.2を公開した。9月25日より順次発売開始されるiPhone 6s/6s Plusと、iPad Proを使って、4K動画の編集が可能になる。iMovie 2.2の利用にはiOS 9以降が必要。
最新機種における4K動画対応のほか、1080/60fp動画にも対応し、YouTubeなどへの共有も行なえる。ショートムービーの作成機能や、自分が作ったコンテンツを映画風に上映できる「iMovie Theater」に対応。iMovieの作成動画をiCloudで共有し、Apple TVなどや他のiOSデバイスなどから再生できる。
iMovie Ver.2.2の新機能は以下のとおり。
- 対応するiOSデバイスで、4K解像度(3,840×2,160)でムービーを作成および共有
- より本物に近いスムーズな動きを実現する毎秒60フレームの1080p HDビデオでムービーを作成および共有できる
- iPhone 6sおよびiPhone 6s Plusの感圧タッチを使用し、新しいムービーの作成をホーム画面からすぐに開始できる
- iPad Proでは、4Kビデオの複数のストリームを編集し、Smart Keyboardでショートカットを使用できる。デスクトップクラスのパフォーマンスを実現
- フルハイトのメディアブラウザとピクセル単位の1080 HDビューアにより、iPad Proのインターフェイスが向上
- キーボードを接続すれば、ショートカットを使ってすばやくムービーを編集できる
- ムービーの編集中にメディアブラウザを隠すオプション
- 写真のKen Burnsアニメーションを無効にするオプション
- プロジェクトの詳細表示が新しくなり、ムービーや予告編を開く前に再生できるようになる
- ビデオ表示が新しくなり、iPad上でビデオや写真をブラウズするときに一度に表示できるライブラリの内容が増える
- iPad上のインスペクタコントロールが改良され、見やすいテキストラベルが表示される
- 「写真」用のiMovie拡張機能により、マルチタスキング時のSlide OverとSplit Viewがサポートされる
- iMovie拡張機能のオーディオブラウザが新しくなり、音楽を簡単にブラウズおよび再生できるようになる
- パフォーマンスと安定性が改善
- フランス語(カナダ)、ヒンディー語、および繁体字中国語(香港)サポート