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コロプラ、360度映像に特化した新会社「360Channel」。初の非ゲームサービス提供へ

 コロプラは、360度動画に特化した事業を行なう「株式会社360Channel」を、同社の100%子会社として11月2日に設立した。コロプラ初となる、ゲーム領域以外のエンターテインメント事業を展開する。

 360Channelは、360度動画を用いた新たな映像体験を通して楽しめるサービスを提供するという新会社。代表取締役は、コロプラ創業者の馬場功淳氏が務める。資本金は7億円(資本準備金を含む)。

 ゲームや映像との親和性が高いバーチャルリアリティ(VR)の分野では、出力デバイスとなるヘッドマウントディスプレイ(HMD)が2016年に世界規模で発売され、今後も大きく市場が広がるとの見込みから、コロプラは360度動画に特化した事業を展開することを決定。VRの活用はゲームだけでなく、映像領域にも期待されており、米国では映画会社が360度動画専用のラボを設立するなど、映画業界にも広がり始めているという。

(中林暁)