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オヤイデ、ドーナツ盤を安定して再生できる水準器付きEPアダプター

 オヤイデ電気は、アナログレコードのEP盤(7インチシングル/ドーナツ盤)を安定して再生できる多機能EPアダプター「STB-EP」を2月12日より発売する。価格は4,500円。

 EPアダプターは、中央がくり貫かれたEP盤をレコードプレーヤーで再生するためのもの。アナログレコードのEP盤は、穴サイズが年代や生産国によって個体差があるため、制度的に満足しうるものが少なかったが、オヤイデでは市場に流通しているEP盤を入念に調査し、試作を重ね、大部分のEP盤にジャストフィットする直径を決定したという。直径は38mm、高さは27mm。

 重量ある金属で作られているため、プラスチック製のEPアダプターに比べて安定感があり、レコードスタビライザーとしての効果も発揮。EP盤の偏心を抑えるため、トーンアームの動作が安定し、音程のフラつきが減少するという。重量は130g。ボディは真鍮削り出しで、バス研磨や硬質クロームメッキ仕上げで、美しさを追求した。

 また、水準器としても利用可能。ライトブルーの25mm系大型気泡穴を搭載し、簡単に水平出しを行なえる。水平出しにより、トーンアームの動作がスムーズになり、レコード再生音質を向上できるとしている。

(臼田勤哉)