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DUNU、次世代DLC振動板や高磁束密度回路搭載のイヤフォン「KIMA2」

DUNU KIMA2

DUNUは、次世代DLCコンポジットドームダイナミックドライバーを搭載したイヤフォン「DUNU KIMA2」を11月28日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19,990円前後。

ダイナミック・ドライバーの性能を高めるために、限定版「VERNUS」のチューニングを基礎としながら、新たな進化を遂げた。HAYABUSA ULTRAと同じ高磁束密度回路システムを採用。十分なエネルギー出力が得られ、ダイナミック・ドライバーのフルレンジ性能が大幅に向上したという。

なお、磁束密度が高いため、イヤフォンユニット間にわずかな引力や斥力が生じることがあるが、正常な現象で、イヤフォンにダメージを与えるものではないとのこと。

振動板は新世代のDLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)を採用。より均一なDLC成膜を保証するために改善された成膜プロセスを採用し、効果的に隙間や表面欠陥を減らし、材料特性をダイヤモンドに近づけている。

ドームとサスペンション・エッジには異なる素材を使用し、それぞれの特性を活かしてブレークアップ・モードを抑制し、歪みを低減。正確で効率的な振動板レスポンスを実現している。

シェルは頑丈なステンレススチール製で、表面は洗練された繊細なサンドブラスト仕上げ。多面的なカットデザインは、光と影の豊かな質感をもたらしている。

4芯単結晶銅と銀メッキ単結晶銅のハイブリッドケーブルを採用。耐久性とピュアな音質のために、ナイロン製の衝撃吸収メッシュを使用した。

入力プラグはQ-Lock Mini互換プラグシステムで、3.5mmシングルエンドと4.4mmバランス・プラグが付属する。

イヤーピースは、柔軟なシリコンのみで作られ、傘の外側と音のガイドチューブの両方がまっすぐな壁になっている「S&S Eartips」を付属。さらにDUNUが新たに開発し、柔軟性のあるシリコン製の外傘を使用し、厚みのあるサウンドチューブでサポート力を強化した「Candy Eartips」を追加。

また、ボーカル強化用に設計し、ボーカルのイメージをよりクリアに表現し、 ボーカルのリスニングに最適という「Vocal Enhancement Eartips」、「低域を増強し、低音域のパフォーマンスを高め、ポップミュージックの雰囲気ある存在感を引き立てる」という「Atmosphere Enhancement Eartips」も付属する。

応答周波数は5Hz~40kHz。インピーダンスは20Ω。感度は108dB/mW(@1kHz)、125dB/Vrms(@1kHz)。

パッケージ