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キヤノン、新センサーや高輝度優先モード搭載のハイアマチュア向けビデオカメラ「G40」

 キヤノンは、ハイアマチュア向けビデオカメラの新モデル、「iVIS HF G40」を2月下旬に発売する。キヤノンオンラインショップのみでの販売となり、直販価格は149,800円。

iVIS HF G40

 1/2.84型、有効画素数約291万画素の新しい「キヤノン HD CMOS PRO」センサーを搭載。集光効率を高めたセンサーで、SN比をXA25/20と比べ、3dB改善。低照度での画質をさらに低ノイズでクリアなものにしたという。

 レンズの焦点距離は35mm換算で26.8(防振OFF時)/28.8(防振ON時)mm〜576mmの光学20倍ズーム。8枚羽根の円形絞りを採用。光学式(パワードIS/ダイナミックモード)の手ぶれ補正を備え、マルチシーンISで、利用シーンに合わせた補正ができる。

iVIS HF G40
光学20倍ズームレンズを搭載

 撮影モードに新たに「高輝度優先(ガンマ)」を追加。中〜高輝度の色再現性と、解像感をリアルに表現できるというガンマカーブの事で、中〜高輝度でカーブをあまり持ち上げず、階調性を維持。そのガンマカーブで撮影した映像を、輝度を明るめにしたテレビで表示すると、HDRのような映像が楽しめるという。ただし、HDR撮影向けの新しい映像フォーマットではなく、あくまで“表示するテレビの輝度を明るめにする事を想定したガンマカーブ”となる。

左が従来機種で撮影した映像のイメージ、右は「高輝度優先(ガンマ)」モードで撮影し、輝度を上げたテレビなどで表示したイメージ

 CINEMA EOS SYSTEMで培った技術を投入し、「ワイドDR」機能も搭載。高輝度部分をなめらかに圧縮する事で、スタンダード時と比べて600%の広いダイナミックレンジを実現。ガンマカーブとの連続性を維持しながら、滑らかな階調と白飛びを抑えた撮影ができるという。

 無線LAN機能に対応し、PCやタブレット端末のブラウザからカメラ内の映像を再生したり、iSO端末のアプリを経由してカメラ内の動画をYouTubeやFacebookにアップロードする事も可能。カメラをメディアサーバーとして、カメラ内の映像をLAN経由でテレビやPCに表示する事もできる。設定したFTPサーバーに映像ファイルを転送したり、ブラウザからのカメラの遠隔操作にも対応する。

 なお、無線LANは2.4GHzに加え、5GHzもサポート。電波干渉が多く、通信が不安定なイベント会場などでも安定した通信が可能になるとする。

 撮影補助機能として他にも、こだわりオート、ハイスピードAF/ミドルスピードAF、フェイスキャッチテクノロジーなどを搭載。シネマルックフィルタは7種類を用意する。

 モニタは3.5型で約123万画素の有機EL。0.24型で156万画素相当のEVFも搭載する。

上から見たところ
EVFも搭載する
SDカードを2基搭載

 記録メディアスロットはSDカードを2基搭載。内蔵メモリは搭載していない。AVCHDで最高1080/60p、MP4で1080/60pまでの撮影が可能。AVCHDとMP4の同時記録や、スロー&ファースト記録などにも対応する。

 外形寸法は115×231×84mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約765g。

プロ機に迫るフルHD画質「iVIS HF G40」【キヤノン公式】
目で見たような表現力”高輝度優先”「iVIS HF G40」【キヤノン公式】

(山崎健太郎)