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ヤマハ、4K/60p対応の薄型AVアンプ「RX-S601」のホワイトを単体発売

 ヤマハは、ネットワーク再生やハイレゾ再生に対応する薄型5.1ch AVアンプ「RX-S601」にカラーバリエーションを追加。ホワイトモデル(W)を4月上旬より発売する。価格は67,000円。

ヤマハ「RX-S601(W)」

 '15年9月に発表された「RX-S601」のカラーバリエーション。既発売の同AVアンプ+5.1chスピーカーセット「YHT-903JP」ではRX-S601のホワイトモデルも用意されていたが、従来はこのセットのみでしか入手できなかった。RX-S601(W)の追加により、ホワイトカラーのRX-S601を単体購入できるようになる。カラー以外の仕様は既存のブラック、チタンモデルと同じ。

 同社では「シルバー系の薄型テレビや、トレンドのホワイトカラー系AVラックなどとの組み合わせに最適。インテリアのテイストに合わせて3色から選べるようになった」としている。

 ディスクリート構成の5chアナログパワーアンプを搭載。DSD 5.6MHzや192kHz/24bitの音源に対応するDAC部を備え、ハイレゾ再生に対応する。HDMIは6入力、1出力を搭載。ドルビーTrueHD、DTS-HD MasterAudioなどの音声フォーマットに対応する。HDMIのうち、1入力1出力はHDCP 2.2に対応、4K/60p映像のパススルー出力ができる。シネマDSP機能も搭載する。そのほか、FM/AMチューナも装備。FM補完放送に対応している。

 従来モデルからネットワーク音楽再生機能を強化。Wi-Fi機能を備え、スマートフォン/タブレットからネットワーク再生や複数機器の操作などが行なえる、独自の「MusicCast」機能に対応する。また、Bluetooth受信にも対応している。

 最大出力は125W×5ch(6Ω)。低インピーダンス化を徹底したという大容量電源も搭載する。外形寸法は435×327×111mm(幅×奥行き×高さ)のスリムデザインを採用。重量は7.8kg。

(庄司亮一)