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ヤマハ、4K/60pやHDRも伝送できる48,000円のAVアンプ。Bluetooth高音質再生

 ヤマハは、4K/60p、HDR、BT.2020映像の伝送や、Bluetooth連携を強化した低価格5.1ch AVアンプ「RX-V381」を4月上旬に発売する。価格は48,000円。カラーはブラック。

5.1ch AVアンプ「RX-V381」

 Ultra HD Blu-ray規格に規定された、HDRやBT.2020映像、4K/60p(YCbCr 4:4:4)のパススルーが可能なAVアンプ。Dolby Atmos/DTS:Xのデコードには対応していない。HDMI端子は4入力、1出力を装備。全ての端子でHDCP2.2に対応する。

 Bluetooth受信機能も装備。スマートフォンなどから、ワイヤレスで音楽をAVアンプに伝送し、スピーカーから再生できる。コーデックはSBCに対応。プロファイルはA2DPをサポートする。圧縮音声で失われがちな、高音域の情報量、低音域の明瞭度などを補正する独自の「ミュージックエンハンサー」もBluetooth再生時に利用可能。

 定格出力は100W(6Ω)×5ch、最大出力は135W(6Ω)×5chのディスクリート構成。外部デジタル信号の精度を高めるロージッターPLL回路、バーブラウンの192kHz/24bit対応DACなども搭載する。

 独自の音場創生技術「シネマ DSP」も搭載。サウンドプログラム数は34。室内の音響特性に合わせて音場効果を最適化するDSPエフェクトノーマライゼーションも新たに搭載。付属のマイクを使い、室内の音響特性を自動的に計測・補正する「YPAO」(Yamaha Parametric room Acoustic Optimizer)も利用可能。

 HDMI以外の端子は、音声入力が、アナログRCA×2、ステレオミニ×1、光デジタル×1、同軸デジタル×2。映像入力がコンポジット×3。音声出力は、サブウーファプリアウト×1、ヘッドフォン×1。映像出力はコンポジット×1。

 消費電力は260W。外形寸法は435×315×151mm(幅×奥行き×高さ)。重量は7.4kg。

(山崎健太郎)