「夏目友人帳」第3&4期計26話がBlu-ray BOX化。第5期は2016年秋放送開始

　2011年に放送されたテレビアニメ「夏目友人帳 参」、2012年放送の「夏目友人帳 肆」の合計26話がBlu-ray BOX化される。2013年に上演された、音楽朗読劇「SOUND THEATRE × 夏目友人帳 ～集い 音劇の章～」も含め、「夏目友人帳 Blu-ray Disc Box 2」として6月29日に発売される。価格は34,000円。品番はANZX-11891。発売元はアニプレックス。

公式サイトでBD-BOX情報が発表された
(C)緑川ゆき・白泉社/「夏目友人帳」製作委員会

　“妖(あやかし)”を見る事ができる少年夏目貴志と、彼の用心棒的な大妖怪“ニャンコ先生”のコンビが、様々な妖や人間達と交流していく物語。2008年に第1期、2009年に第2期、2011年に第3期にあたる「夏目友人帳 参」、2012年に第4期「夏目友人帳 肆」が放送された。なお、2016年秋には第5期「夏目友人帳 伍」の放送が決定している。

　第1期と2期をまとめた「夏目友人帳 Blu-ray Disc Box 1」は2011年に発売されており、今回の「夏目友人帳 Blu-ray Disc Box 2」には、第3期と4期を収録。さらに、音楽朗読劇も収めている。ディスクは6枚組。

　完全生産限定版には特典として、48ページのブックレットと、ニャンコ先生すごろく、ニャンコ先生クリアーステッカー、イラストピンナップ、シリーズジャケットポストカードセットを同梱。ディスクには特典映像として、ノンクレジットのオープニング/エンディングも収録している。

　さらに描き下ろし三方背ケース、描き下ろしデジパック仕様となる。また、新シリーズ「夏目友人帳 伍」先行上映イベントチケット優先販売申込券も同梱。イベントは10月1日に開催予定で、「夏目友人帳 伍」第1話先行上映とキャストトークが行なわれる予定。

夏目友人帳とは

　“妖”を見る事ができたため、人間に疎まれた夏目レイコは、その寂しさからか、妖達に勝負を挑み、隷属させる証として“名前”を書かせたという。時は流れ、その契約書“友人帳”を、レイコの孫である夏目貴志が手にする。貴志もまた、人にあらざるものを見る力を受け継いでおり、それゆえ、周囲から疎まれる存在になっていた。

　貴志は、唯一の血縁であるレイコの遺した友人帳を大切に想い、レイコが奪った名を、妖達に返す事を決意する。相棒の妖“ニャンコ先生”と共に、様々な妖と出会う日々が始まるのだが……。

　人間を憎む妖や、愛する妖など、多くの妖と触れ合うことで人間として成長していく少年の物語。叙情的なストーリーと、それを描写する映像やBGMなど、作品としての完成度が高く、アニメファンから高い人気を得ている。また、ぶさいくな猫のぬいぐるみにしか見えないが、中身は大妖怪の“ニャンコ先生”と貴志の奇妙な関係や、掛け合いなども魅力となっている。