ソニー、矢沢永吉の「BRAVIA」新CMは“パラパラマンガ”

-4倍速表示をアピール。駅には持ち帰り自由のメモ帳も


6月13日オンエア開始


 ソニーは、矢沢永吉さんが出演する液晶テレビ「BRAVIA」テレビCMの新バージョンを6月13日よりオンエア開始する。

 今回アピールするポイントは、W5/F5シリーズなどの4倍速(240Hz)パネル搭載モデルによる、動画ボケを抑えた映像表現。倍速パネルを搭載しないモデルに比べ、コマ数を4倍にして滑らかに表示することを「パラパラマンガ」で説明する。矢沢さんがダンスをするパラパラマンガのような映像を、1倍から2倍、4倍とだんだん速くすることで滑らかになっていくという内容。

新CMの映像。矢沢さん自身が華麗なダンスを踊っているように見える。撮影時は、現場での細かい指示にも矢沢さんは気さくに応じ、和やかな雰囲気で進められたという
駅貼りポスターのデザイン

 CMでは、矢沢さんが華麗なダンスを披露するように見えるが、実はマドンナのバックダンサーでもあった「りきっちょ」さんがダンスする映像に、首から上だけ矢沢さんと合成。「涼しい顔ですごいダンスをしているというギャップが見どころ」としている。

 テレビCM以外にも、パラパラマンガを使ったプロモーションを展開。一部の駅に貼られるポスターに、矢沢さんの「パラパラマンガメモ帳」を貼り付け、自由に持ち帰られるようにするという。そのほか、BRAVIAのサイトでは、矢沢さんが、自らのライブ映像を2倍速表示と4倍速表示で比較し、その感想を語る映像が6月12日より公開されている。


駅ポスターに貼り付けられるパラパラマンガメモ帳。左右の画像で「カクカク」と「なめらか」を比較サッカーブラジル代表、カカ選手のバージョンも


(2009年 6月 12日)

[AV Watch編集部 中林暁]