マスタードシード、1080i対応のUSBキャプチャユニット

-実売34,800円。AVCハードウェアエンコーダ内蔵


「HD PVR」

10月16日発売

標準価格:オープンプライス


 マスタードシード株式会社は、最高1080iのHD映像をMPEG-4 AVC/H.264形式で録画可能な、米HauppaugeのUSBビデオキャプチャユニット「HD PVR」を10月16日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は34,800円前後の見込み。

リア。コンポーネント入力を装備

 HD録画に対応した外付け型のUSBビデオキャプチャユニット。入力端子はコンポーネント、S映像、コンポジット、アナログ音声(RCA)を装備する。USB 2.0端子を備え、USBを介してPCに取り込める。対応OSはWindows XP/Vista/7。コンポーネントとアナログ音声のスルー出力も装備。

 最高1080iのHD映像が録画可能(ビデオ入力時の解像度で録画)。録画ビットレートは1~13.5Mbpsで、SD映像にも対応する。録画フォーマットはAVCで、本体にハードウェアエンコーダを内蔵。また、CGMS-Aに対応しており、コピーワンス番組も録画できる。iEPGを利用した予約も可能としている。ノイズリダクションなどの画像補正機能も搭載する。

パッケージ

 録画/キャプチャ用PCソフトとして、「ArcSoft Total MediaExtreme for HD PVR」をバンドル。プレビューや再生、オーサリング、ライティングなども簡単な操作で行なえるとしている。また、iPodやPSPなどで再生を可能にするフォーマット変換機能も備える。

 本体はファンレス設計。電源は付属のACアダプタから供給する。外形寸法は198×173×70mm(幅×高さ×奥行き)、重量は540g。D端子-コンポーネント変換ケーブルや、USBケーブル、IRブラスター転送ケーブルなどが付属する。


(2009年 10月 2日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]