パイオニア、サウンドバー&サブウーファの3.1chシステム

　パイオニア株式会社は、サラウンドシステムの新製品として、フロントのサウンドバーとワイヤレスサブウーファの3.1chシステム「HTP-SB300」を11月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万5,000円前後の見込み。

　フロント2ch/センタースピーカーを内蔵するサウンドバーと、2.4GHz帯デジタル伝送を用いたワイヤレスサブウーファで構成し、設置性を高めた3.1chサラウンドシステム。サウンドバーは壁掛けにも対応する。

　HDMI入力を2系統備え、ドルビーTrueHDのデコードにも対応。そのほか、ドルビーデジタルプラスや、DTS-ES、DTS 96/24などもサポートする。HDMIのほかに光/同軸デジタル音声を各1系統装備する。HDMI出力も1系統搭載。Blu-ray Discプレーヤーなどからの1080/24p入力映像をそのままHDMI出力するダイレクト出力にも対応する。また、x.v.Colorもサポート。

　圧縮音源の高音質化技術「アドバンスド・サウンドレトリバー」を搭載するほか、トラックごとに異なる音量レベルで収録されたステレオ音声のレベルを一定にする「A.L.C」(オートレベルコントロール)や、デジタル処理で発生する映像/音声のズレを補正するリップシンク機能「サウンドディレイ」も利用できる。

　エンクロージャはフロント/センターが密閉型、サブウーファがバスレフ型。アンプ出力はフロントとセンターが50W/chで、サブウーファが100W。ユニット径はフロント/センターが7.7cm、サブウーファが16cm。

　消費電力は、サウンドバーが40W(待機時1W)、サブウーファが25W(同)。外形寸法と重量は、サウンドバーが900×95×108mm(幅×奥行き×高さ)、2.8kgで、壁掛け時の奥行きはブラケット含め115mm。サブウーファ部は411×215×181mm(同)、4.3kg。リモコンが付属する。