ビクターiPod用Dock装備のマイクロコンポ2モデル

　日本ビクター株式会社は、iPod用Dock搭載のマイクロコンポの新モデル2機種を11月中旬より発売する。

　ともに価格はオープンプライス。店頭予想価格は天面にDockを搭載し、モーションセンサーや出力60W×2chアンプなどを備えた「UX-GN6」が33,000円前後、収納式Dockを搭載した「UX-LP7」が29,000円前後の見込み。

■ UX-GN6

　iPod用のDockのほか、CDやFMチューナ、アンプを搭載したセンター部とスピーカーで構成されるマイクロコンポ。本体のオペレーション機能として、手を近づけると操作パネルがライトアップする「モーションセンサー」や、操作パネルに軽く触れるとブルーのイルミネーションが光り、タッチ操作で音量調整などが可能な「レーザータッチオペレーション」を採用する。

　iPod用Dockはセンター部の天面に搭載。iPodと接続することで、iPod内の楽曲再生や充電に対応する。また、コンポ本体にコンポジットの映像出力端子を装備し、iPod内の映像出力もできる。

「モーションセンサー」	「レーザータッチオペレーション」

　付属のリモコンで、iPodの基本操作が可能。接続中のiPod本体でも操作できる。楽曲再生対応iPodは第4世代以降のiPod、iPod nano/classic/touch/mini、映像再生は第5世代iPod(iPod photoは静止画のみ)、第3世代以降のiPod nano、iPod classic/touchとなっている。

USB端子も搭載する

　USB端子も搭載し、USBオーディオプレーヤーやUSBメモリ内の楽曲再生が可能。再生対応フォーマットはMP3/WMA。センター部のCDプレーヤーは、音楽CDやMP3/WMA形式で記録されているCD-R/RWの再生ができる。またCDからUSBへのMP3録音機能(128kbps)も備える。FMチューナも内蔵。

　60W×2chのアンプを採用したことも特徴。迫力の高音質サウンドが楽しめるとしている。ステレオミニの音声入力とヘッドフォン出力を各1系統装備。7種類のサウンドモードや重低音再生機能、スリープタイマーなどの機能が利用できる。消費電力は36W。センター部の外形寸法は165×272×250mm(幅×奥行き×高さ)、重量3.5kg。

　スピーカー部は4cm径ツイータと12cm径ウーファを採用する2ウェイバスレフ型。1本あたりの外形寸法は140×183×250mm(同)、重量は1.8kg。

■ UX-LP7

「UX-LP7」。iPod nanoは別売

　収納式iPod用Dockのほか、CD、AM/FMチューナ、アンプを搭載したセンター部とスピーカーで構成されるマイクロコンポで、6月に発売した「UX-LP5」(ブラック)のピンクモデル。従来モデルとの違いはカラーのみで、製品の機能/仕様は同等となっている。なお、9月にはホワイトモデルの「UX-LP6」が発売されている。

　特徴として、フロントパネルに押すとオープン/収納可能なiPod用Dock「ワンプッシュドック」を搭載する。iPodと接続することで、iPod内の楽曲再生や充電に対応。また、コンポ本体にコンポジットの映像出力端子を装備し、iPod内の映像出力もできる。

　付属のリモコンで、iPodの基本操作(PLAY/STOP/SKIP)やスクロール操作なども可能。接続中のiPod本体でも操作できる。楽曲再生対応iPodは第4世代以降のiPod、iPod nano/classic/touch/mini、映像再生は第5世代iPod(iPod photoは静止画のみ)、第3世代以降のiPod nanoとiPod touchとなっている。

　USB 2.0端子も搭載。USBマスストレージクラスに対応し、USBオーディオプレーヤーやUSBメモリ内の楽曲再生が可能。再生対応フォーマットはMP3/WMA。ステレオミニの外部入力やヘッドフォン端子も備える。

　最大出力30W×2chのアンプを内蔵。消費電力は35W。センターユニットの外形寸法は165×258×259mm、重量は1.9kg。

　スピーカー部は10cm径ウーファと1.5cm径ツイータの2ウェイバスレフ型。外形寸法は140×188×250mm(同)、重量は1.4kg(1本)。