「日本とカメルーンが決勝トーナメントへ」とエムボマ氏

-スカパー! W杯関連番組のメディアアドバイザーに就任


パトリック・エムボマ氏

3月12日発表


 スカパーJSATは、6月に開催される「2010 FIFAワールドカップ 南アフリカ」を前に、関連番組を放送。その開催番組のメディアアドバイザーに、元カメルーン代表のパトリック・エムボマ氏を起用したことを12日に発表した。

 エムボマ氏が出演するのは、4月10日の19時~20時放送の『2010FIFAワールドカップマンスリー番組 #3 「対戦国からのメッセージ」』。初戦の相手であるカメルーン代表の最新情報や、日本代表の戦い方を語るという。そのほか、オランダとデンマークのキープレーヤーも出演予定としている。チャンネルはスカパー! HDのCh.190、Ch.180(標準画質)、スカパー! e2のCh.800。

 同社は、「2010 FIFAワールドカップ 南アフリカ」CS独占放送権を取得。「世界標準で観よう!」を放送コンセプトに、サッカー先進国の中継レベルに匹敵するという「世界標準な映像」や、「世界標準のコメンタリー」を起用して、「2010 FIFAワールドカップ 南アフリカ」全64試合の生中継を実施。うち、20試合を独占生中継とする。

 「2010 FIFAワールドカップ 南アフリカ」は、6月11日~25日(現地時間)まで、南アフリカ共和国で開催。日本代表は予選E組みとして、カメルーン、オランダ、デンマークと対戦する。予選各組上位2チームまで決勝トーナメントに出場できる。出場は全32カ国。


■ 「サポーターの一人として、日本代表を応援する」

メディアアドバイザーとして、エムボマ氏が就任

 エムボマ氏は、元カメルーン代表のサッカー選手。Jリーグでも活躍しており、ガンバ大阪や東京ヴェルディ1969、ヴィッセル神戸でプレーしていた。今回、エムボマ氏がスカパー!のメディアアドバイザーに就任。12日にスカパーJSAT本社で、記者会見を行なった。

 今回、ワールドカップが初めてアフリカで開催されることについて、エムボマ氏は「アフリカ人として誇りに思う。南アフリカ共和国はアフリカでこのようなビッグイベントを開くのに適した国。しっかり運営して素晴らしい大会にして欲しい。また、多くの人にアフリカに来て、観戦してもらいたい」と語った。

 また、日本と同組となったことついては、「同じグループで大変嬉しい。私が応援する2チーム(日本とカメルーン)が初戦であたることは、この上ない喜び。日本とカメルーンがこの予選Eグループを勝ち抜いて、決勝トーナメントへ進んで欲しい」とし、日本サポーターに向けて「私自身、日本代表のサポーターの一人。日本の皆様には最後まで応援して欲しい。もちろん、私も応援する」と述べた。

 なお、エムボマ氏は3月14日放送するJリーグ「2010 J1 第2節 セレッソ大阪vsガンバ大阪」(午後3時50分~/スカパー! HD:Ch.190など)にも出演。古巣ガンバ大阪の戦力分析や大阪ダービーの思い出などを中継内に語るという。

カメルーン代表について。ルグエン監督になり、システムを4-3-3に変更したことについては、「エトーは左よりセンターで使った方が機能するのではないか」と分析インタビューを行なったのは、サッカー解説でおなじみの倉敷保雄氏MCはサッカー番組などに出演する日々野真理さん

(2010年 3月 12日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]