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映画「岸辺露伴は動かない 懺悔室」特報映像。追加キャストも
2025年1月27日 11:38
5月23日に劇場公開される実写映画「岸辺露伴は動かない 懺悔室」の特報映像が公開された。あわせて新キャストとして井浦新、玉城ティナ、戸次重幸、大東駿介の出演も発表されている。
高橋一生を主演に実写化されてきた「岸辺露伴は動かない」シリーズ。映画版としては2023年5月に公開され、観客動員数90万人超、興行収入約12.5億円の大ヒットとなった「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」に続く第2作となる。
「懺悔室」は原作漫画シリーズの記念すべき最初の作品で、ファンの間でも屈指の人気を誇る伝説的エピソードを、邦画初となる“全編ヴェネツィアロケ”で撮影、史上最高スケールで完全映画化した。
イタリア・ヴェネツィアの教会を訪れた人気漫画家の岸辺露伴(高橋一生)に「懺悔室」で自らの犯した「あやまち」を告白する謎の男・田宮を演じるのは「アンナチュラル」(2018)や「最愛」(2021)、「ラストマイル」(2024)など話題作へ多数出演し、俳優・モデルとして多岐にわたる活躍を見せる井浦新。
原作者・荒木飛呂彦の大ファンだという井浦は、「星の数ほどマンガ原作の映像作品はありますが、私にとって荒木先生作品に参加することは、ただ嬉しいだなんて簡単には言いがたく、覚悟の意味も度合いも変わってきます。と同時に、言葉では表すことのできない大歓喜にも襲われています」とコメント。
ヴェネツィアの迷宮に露伴が迷い込むきっかけとなる仮面職人のマリア役には、女性ファッション誌「ViVi」の専属モデルとして同世代の女性から根強い支持を集め、201年に同誌を卒業後も女優としてTV・映画とジャンルを問わず活躍中の玉城ティナ。
出演に際し、「ヴェネツィアの街でマリアとして立つとき、仮面やステンドグラス、陽の光までもが問いかけてくるようで。それに精一杯応えようと挑んだ日々でした。シリーズの原点ともいえる作品に参加できたことを心から嬉しく思っています」と喜びを口にする。
田宮が告白する恐ろしい話のカギを握る浮浪者・ソトバ役をつとめるのは、演劇ユニットTEAM NACSメンバーとしてコミカルな役からシリアスな役まで、徹底した役作りをもとにキレのある演技力でファンを魅了し続ける戸次重幸。
「個人的に愛読させていただいている荒木飛呂彦先生原作の作品に出演! 本当に光栄です! 全編ヴェネツィアロケという贅沢な撮影も、夢のようでした。今回私は、スマホが顔認証してくれないほどのメイクをして臨んでいます」と撮影を振り返り、本作では一目見たら脳裏に焼き付いて離れない、ただならぬ雰囲気を醸し出すソトバを体現した。
そしてそのソトバを死なせてしまったことで、不気味なほどの“幸運”に襲われる“呪い”をかけられてしまった水尾役は連続テレビ小説「らんまん」、「アナウンサーたちの戦争」(2023)や「あのクズを殴ってやりたいんだ」(2024)などの熱演で話題となった大東駿介。
「岸辺露伴シリーズのルーツである『懺悔室』に参加出来ることを心から嬉しく思います。僕としては日々壮絶なシーンの連続で、心を鎮めるために夜な夜なヴェネツィアの街を歩いていましたが、気付けばロケ地に足を運んでしまい、この美しい景色の中最高の環境で、逃れられない水尾の呪縛に身を置けることに、ゾクゾクとした心地良い幸福感を味わってきました」とヴェネツィアで行なわれた撮影を回顧しながら、それぞれシリーズへの参加に喜びを明かした。
あわせて公開された特報映像では、露伴が現地に合わせたイタリア語でヘブンズ・ドアーを行使する場面や、黒いシルクハットとスーツに身を包んだ田宮が「本当に恐ろしいことは、ここから始まるんです――」と静かに露伴に語りかける姿、本心の見えない不敵な笑みを浮かべるマリアやお馴染みのハイセンスなファッションに身を包んだ担当編集・泉京香(飯豊まりえ)の姿も収められており、水の都・ヴェネツィアの美しい街並みと共に本作で描かれるシリーズ最上級に壮大で極上のサスペンスに期待の高まる仕上がりとなっている。
小学生の頃から読み続けている荒木飛呂彦先生の作品群。
今の自分を形成する上で様々な影響と学びを受けて育ち、今も愛読し続けている特別なものです。
星の数ほどマンガ原作の映像作品はありますが、私にとって荒木先生作品に参加することは、ただ嬉しいだなんて簡単には言いがたく、覚悟の意味も度合いも変わってきます。と同時に、言葉では表すことのできない大歓喜にも襲われています。
共演したキャストの皆さん、そして監督を始めとするスタッフの方々からも、現場では同じ様な想いが伝わってきていました。
原作への愛に満ちた全身全霊の魂のぶつかり合いと、イタリアのスタッフの方々と心を通わせ支え合った敬意溢れるクリエイションが、撮影地のヴェネツィアで毎日繰り広げられる幸せ。俳優という生業を続けてきて本当に良かったと感じる瞬間が、この作品にはたくさんありました。
早朝まだ誰もいない路地を歩いて支度場へ向かい、舟に乗り現場へ渡り、岸辺露伴の世界に生きる。
それをひたすら繰り返し暮らしながら撮影した日々は、全てが大切な心の風景として刻まれています。
愛と敬意でつくられた奇妙な物語から湧き上がる人間讃歌を、皆さんにスクリーンで覗き観していただける日が待ち遠しいです。
家族。それは私にとって、生まれた時からそこにあった存在。今回の撮影を通じて、その意味を改めて考え直し、自分なりの答えを見つけることができました。
宿命と運命の違いとは?幸せとは何か?ヴェネツィアの街でマリアとして立つとき、仮面やステンドグラス、陽の光までもが問いかけてくるようで。それに精一杯応えようと挑んだ日々でした。
「岸辺露伴は動かない」シリーズの原点ともいえる作品に参加できたことを心から嬉しく思っています。
皆さん、本当にありがとうございました。
この作品が、あなたにとって何を残すのか――とても楽しみです。
個人的に愛読させていただいている荒木飛呂彦先生原作の作品に出演!
本当に光栄です!
全編ヴェネツィアロケという贅沢な撮影も、夢のようでした。
今回私は、スマホが顔認証してくれないほどのメイクをして臨んでいます。
一つ心配事として、この情報解禁がなければ、この作品に私が出演していると誰も気付かないのでは?という不安があるほどです(笑)。
ただそれでも良いと思える程、役と作品に対して「これでもか!」というほど、拘らせていただきました。
主演の高橋一生さんを筆頭に素晴らしい共演者の皆様、そしてスタッフの皆様の「熱意」と「作品愛」も素晴らしく、ぜひ多くの皆様にご覧いただけることを願っております!
原作、ドラマのファンとして、 岸辺露伴シリーズのルーツである『懺悔室』に参加出来ることを心から嬉しく思います。
僕としては日々壮絶なシーンの連続で、心を鎮めるために夜な夜なヴェネツィアの街を歩いていましたが、気付けばロケ地に足を運んでしまい、この美しい景色の中最高の環境で、逃れられない水尾の呪縛に身を置けることに、ゾクゾクとした心地良い幸福感を味わってきました。臓の奥から感情を吐き出して作品に残してきましたので、是非劇場でご覧頂きたいです。