RIAJ、2010年3月のレコード生産実績を発表

-レコード/音楽ビデオの合計額は前年比3割減


4月19日発売


 日本レコード協会(RIAJ)は19日、2010年3月度のレコード生産実績を発表した。音楽ソフト(オーディオレコードと音楽ビデオ合計)生産実績は、数量が前年同月比78%の2,059万枚・巻、金額が同70%の236億円で、数量・金額ともに減少した。

 同統計は、協会員社の報告をもとにしたもの(非会員社からの販売受託分を含む)。数量の内訳は、シングルCD(8cm、12cm)が前年同月比91%の288万6,000枚、12cm CDアルバムは同80%の1,330万枚、アナログディスクが6,000枚(同39%)、カセットテープは31万4,000巻(同99%)。

 SACD、DVDオーディオ、DVDミュージック、MDを合わせた「その他」は、前年同月比88%の2万3,000枚。また、「音楽ビデオ」に含まれるDVDは、前年同月比65%の404万6,000枚。

【2010年3月のレコード生産実績】
 数量(千枚・巻)金額(百万円)
実績構成比前年
同月比
実績構成比前年
同月比
シングルCD計2,88617%91%2,03211%81%
12cm CDアルバム計13,33080%80%15,43287%67%
アナログディスク計

6

0%39%140%59%
カセットテープ計3142%99%2471%93%
その他230%88%240%57%
合計16,530100%82%17,749100%69%

【2010年3月の音楽ビデオ生産実績】
 数量(千枚・巻)金額(百万円)
実績構成比前年
同月比
実績構成比前年
同月比
DVD4,046100%65%5,86299%75%
テープ・LD、その他110%19%341%19%
合計4,057100%65%5,895100%74%

 



(2010年 4月 19日)

[AV Watch編集部 中林暁]