ソニー、2,468円のカナル型イヤフォン「MDR-EX50」
-高密度レジスターで重低音再生。3タイプ用意
ソニーは、低価格なカナル型(耳栓型)イヤフォンの新モデルとして、「MDR-EX50」を6月21日に発売する。ケーブルが1.2mの「LP」と、60cmの「SP」モデルを用意。価格はどちらも2,468円。
また、EX50をベースに、ボリュームコントローラを加えた「MDR-EX58V」も6月21日に発売する。価格は3,098円。
カナル型イヤフォンながら価格を抑えたのが特徴で、MDR-EX35の後継となる。低価格帯ではカラーバリエーションの豊富さが重視される事から、EX50でも豊富なバリエーションを用意。LPモデルは10色、SPモデルは3色を用意。ケーブルの短いSPモデルは男性が胸ポケットなどにプレーヤーを入れる事を想定。LPモデルは女性の利用も想定している事からカラーが豊富になっている。
カラーはEX50LPがシルバー(S)、ブラック(B)、ホワイト(W)、ブルー(L)、レッド(R)、ホットピンク(PI)、ゴールド(N)、オレンジ(D)、ペールピンク(P)、バイオレット(V)。EX50SPはブラック(B)、ホワイト(W)、ブルー(L)。ボリューム付の「EX58V」がブラック(B)とホワイト(W)の2色。
EX50LPのカラーバリエーション。左上から右へシルバー、ブラック、ホワイト、ブルー、レッド。下段左から右へホットピンク、ゴールド、オレンジ、ペールピンク、バイオレット | EX50SPのバリエーション。左からブラック、ホワイト、ブルー | EX58Vはホワイトとブラックを用意。ボリュームコントロールをケーブル途中に備えている |
いずれも低価格ながら、音質を高める工夫として「高密度レジスター」を採用。ハウジングに備えた空気調整孔の手前に貼り付ける密度の高い布のようなパーツで、空気調整孔から放出する空気の抜けを調整することで、迫力ある重低音再生が行なえるという。
内側にある空気調整孔。この向こう側にあるのが高密度レジスター | イヤーピースは音道に近い内側が固く、耳孔に触れる外側が柔らかいハイブリッドタプ | イヤーピースとハウジングに角度を持たせたアングルドイヤーピース形状となっている |
ユニットは9mm径のダイナミック型。形状は、ハウジングと音道ノズルに角度を持たせたアングルドイヤーピースタイプで、耳の奥まで挿入でき、遮音性を向上している。
イヤーピースはS/M/Lの3サイズ。ケーブルはY型で、入力はステレオミニ。ケーブルが1.2mと長いLPモデルには、長さ調整用のコードアジャスターや、絡み防止のコードスライダーも付属する。コードを除いた重量はどちらも3g。
EX58Vは、EX50をベースに、ケーブル途中にボリュームコントローラを搭載したモデル。その他の仕様は同じ。ケーブルはY型の1.2m。
(2010年 6月 8日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]