三菱、リモコンの操作性を高めたBlu-rayレコーダ2製品

-アクトビラ ダウンロード対応。1TBモデル実売12万円


DVR-BZ340(上)、DVR-BZ240(下)

11月1日発売

標準価格:オープンプライス


 三菱電機は、Blu-ray Discレコーダ「REAL ブルーレイ」シリーズの新製品2モデルを11月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1TB HDD搭載の「DVR-BZ340」が12万円前後、500GB HDDの「DVR-BZ240」が9万円前後。

 地上/BS/110度CSデジタルダブルチューナを搭載したBD/HDDレコーダ。フルHD/AVC録画で最長8倍の長時間録画にも対応する。2番組同時録画(DR/AVC録画の組み合わせ)にも対応する。DVDへのAVCRECダビングも可能。なお、アナログチューナは非搭載。BD記録/再生は2層まで対応し、BDXLはサポートしない。また、Blu-ray 3Dの再生にも対応しない。

付属リモコン

 両モデルの特徴は、リモコンの使いやすさをさらに向上させたこと。レコーダのリモコンでテレビを操作する場合に使用するテンキーなどのボタンをリモコン上部に集約。同社テレビ(一部機種を除く)で採用されている「オートターン」用のボタンも同じエリアに配置している。そのほか、「予約する」、「見る」ボタンで録画/再生をわかりやすくし、少ない手順で操作できるシンプルな操作体系を実現しているという。

 CMを含んだ番組をHDDに録画して再生する際に、本編、もしくはCMのみを順次再生できる「オートカットi」も搭載。2番組録画時にもオートカットiを利用可能で、番組/CM部分だけをBDやDVDにダビングできる。スポーツ番組や音楽番組の盛り上がりシーンだけを連続再生する「見どころ再生」も用意。番組をCM部などで分割して、見たいシーンを容易に検索できる「シーン検索」機能も使用可能。

 EPGは最大19ch/12時間表示が可能。ユーザーの好みにあわせて自動録画する「おすすめ自動録画」機能も搭載。ユーザーの過去の利用傾向から、予約忘れを防止する「安心型」と、ユーザーの好みに合った新しいおすすめ番組を自動録画する「発掘型」の2種類が選べるほか、「安心型 + 発掘型」の両方を指定することもできる。

 「アクトビラ ビデオ/ビデオ・フル」が利用できるほか、「アクトビラ ビデオ・ダウンロードレンタル/ダウンロードセル」にも対応。ダウンロードしたコンテンツをBD/DVDにダビングすることも可能。

 HDMI出力端子は両機種とも1系統で、24p出力やDeep Colorにも対応する。同社液晶テレビ「REAL」とのHDMI連携機能「REALINK」も装備。視聴中番組の一発録画機能や、テレビのEPGからレコーダの予約内容を確認できる「録画予約状況確認」、レコーダのHDD残量などのメッセージをテレビ画面に表示する「レコーダーの状態お知らせ」機能なども備えている。

 HDMI以外の出力端子はD4とコンポジット、アナログ音声、光デジタル音声が各1系統。入力端子はコンポジットとアナログ音声を各1系統搭載する。SDメモリーカードスロットとUSB端子を備え、写真やAVCHD映像のHDDダビングが可能。そのほか、i.LINK(TS)端子を搭載し、CATVのSTBからの録画にも対応する。Ethernetも装備する。



(2010年 8月 18日)

[AV Watch編集部 中林暁]