RIAJ、2010年7月のレコード生産実績を発表

-数量/金額とも前年同月比110%に


8月19日発表


 日本レコード協会(RIAJ)は19日、2010年7月度のレコード生産実績を発表した。音楽ソフト(オーディオレコードと音楽ビデオ合計)生産実績は、数量が前年同月比110%の2,434万枚・巻、金額も同110%の272億円で、数量・金額ともに前年を上回った。

 同統計は、協会員社の報告をもとにしたもの(非会員社からの販売受託分を含む)。数量の内訳は、シングルCD(8cm、12cm)が前年同月比112%の499万5,000枚、12cm CDアルバムは同115%の1,497万9,000枚、アナログディスクが8,000枚(同91%)、カセットテープは19万7,000巻(同74%)。

 SACD、DVDオーディオ、DVDミュージック、MDを合わせた「その他」は、前年同月比162%の2万4,000枚。また、「音楽ビデオ」に含まれるDVDは、前年同月比94%の406万8,000枚。

【2010年7月のレコード生産実績】
 数量(千枚・巻)金額(百万円)
 実績構成比前年同月比実績構成比前年同月比
シングルCD計4,99525%112%3,49317%97%
12㎝ CDアルバム計14,97974%115%17,44783%98%
アナログディスク計80%91%130%96%
カセットテープ計1971%74%1571%73%
その他240%162%320%126%
合計20,203100%114%21,142100%98%

【2010年7月の音楽ビデオ生産実績】
 数量(千枚・巻)金額(百万円)
 実績構成比前年同月比実績構成比前年同月比
DVD4,0689894%5,74495195%
テープ・その他722249%3145420%
合計4,14110095%6,058100200%


(2010年 8月 19日)

[AV Watch編集部 中林暁]