RIAJ、2010年第2四半期の有料音楽配信売上実績を発表

　日本レコード協会(RIAJ)は26日、2010年第2四半期(4～6月)における有料音楽配信売上実績を公開した。ダウンロード数は前年同期比96%の1億1,050万回、売上金額は同97%の213億7,600万円で、前年割れとなった。

　統計は、協会加盟全社の配信実績をまとめたもの。シングル/アルバム曲、音楽ビデオなどを合計した「インターネット・ダウンロード」、オリジナル音源による携帯電話用シングル曲及び、着メロ、着信音などの「モバイル」、「その他」の3項目を集計している。

　インターネットからのダウンロードは、ダウンロード数が前年比100%の1,137万3,000回、金額では同97%の23億4,300万円と横ばい。回数の内訳は、シングルが前年比98%の1,023万8,000回、アルバムが同114%の65万9,000回。

　モバイルは、ダウンロード数が前年比95%の9,909万4,000回、金額が同97%の187億900万円で、わずかに前年を下回った。うち、シングル楽曲は、数量が前年比98%の3,399万4,000回、金額が同99%の118億4,200万円。

　「その他」に含まれるサブスクリプションサービスは、インターネットが前年同月比58%の1億1,500万円、モバイル向けが同93%の8,900万円。

　2010年上半期の累計では、ダウンロード数は前年比95%の2億2,243万1,000回、金額は同97%の434億4,900万円となった。内訳では、インターネットからのダウンロード数が同102%の2,320万7,000回、金額が同103%の50億円。モバイルはダウンロード数が同97%の1億9,913万6,000回、金額が同97%の377億8,400万円。サブスクリプションサービスは、インターネットが同73%の2億6,400万円、モバイル向けが同92%の1億7,900万円。