Xperia「SO-01B」が720p動画やBluetooth 2.1に対応

-10日にAndroid 2.1にバージョンアップ


バージョンアップで、背景として動く画像を設定可能に

 NTTドコモは、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製のAndroid搭載スマートフォン「Xperia」(SO-01B)のバージョンアップを10日より開始する。OSバージョンが、Android 1.6からAndroid 2.1へバージョンアップされるほか、新たに720p動画の撮影や静止画のコンティニュアスAF対応などが行なわれる。

 なお、OSバージョンアップには、パソコンとの接続が必須で、Windows用ソフト「アップデートサービス」を利用する。同ソフトの対応OSはWindows XP/Vista/7で、Macには対応しない。パソコンが無いユーザーは、ドコモショップに用意されるパソコンでバージョンアップを行なえる。

 Android 2.1への対応により、ホーム画面を5面に拡張(従来は3面)。より多くのショートカットやウィジェットが配置可能になった。また、背景として動く画像(ライブ壁紙)を設定できるほか、タッチパネルをダブルタップすることで、ズームイン/アウトの操作が可能となる。また、Bluetoothのバージョンも2.0から2.1+EDRにバージョンアップ。ペアリングの手間の低減や、省電力化を実現する。

 新たに720p動画の撮影に対応。従来は最大800×480ドット/30fpsのMP4までだったが、1,280×720ドットでの動画撮影が可能になる。また、静止画撮影時には被写体が動いても追従してフォーカス状態を維持する「コンティニュアスAF」に対応する。

ホーム画面を5面配置可能になった720p動画撮影に対応した

 ユーザーインターフェイスも改善。キーロック解除方法を従来の円弧をなぞる方式ではなく、真横にスライドする方式に変更。画面あたりに配置可能なアイテム数も従来の4×4から4×5個の合計20個に増加する。また、独自UI「Timescape」のタイル状に表示される情報がスクロールされ、全文を確認可能になる。

 通話画面も改善。通話画面内に「連絡先」や「スピーカー」などのアイコンを配置し、通話中に関連機能を利用しやすくした。また、日本語フォントも改善し、見やすさを向上しているという。


(2010年 11月 4日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]